携行缶には大きく分けてポリ容器系と金属系があります。
どちらを使うにしても丈夫なもの、安全基準に合格したものを使用することをお勧めします。
ペットボトルやビンなどに入れている人がいますが、ペットボトルやビンはガソリンに強いようですが、キャップなどがガソリンに溶けるものだと機械にダメージを与える可能性がありますので、注意が必要です。
できるだけガソリン専用の容器に入れるようにしましょう。

↑スチールの燃料携行缶です、これは5リットル(1334円)で、3リットル(1050円)のものもあります。
ヨーロッパのUN基準に合格した商品です。


燃料キャップも工夫されていて、小さい子供などがあけにくいようになっています。
また内側も黒いゴムのパッキンがついており密閉できるようになっています。

↑こちらは当店で一番売れているハスクバーナのコンビ缶です。
ガソリンとチェンオイルを入れる容器がくっついていて、取り外しもできるようになっています。
こちらもUN基準に合格した商品で、しかも紫外線を通さないようになっています。
燃料キャップもしっかりしており、保管時には密閉できるようになっています。
ノズルはオートフィラーノズルで給油時ガソリンがこぼれないようになっています。
次は金属携行缶

オーソドックスな携行缶です。燃料キャップやエア抜きの蝶ネジのところなどしっかりとしたものを選びましょう。

当店がガソリンを購入するとき、また、保管するときに使用しているものです。

外側が少々錆びていますが、

内側は密閉されているので、まったく錆びていません。
茶色い色は塗料の色です。
鉄板も分厚く、がっちりと密閉できる携行缶です。
携行缶で一番重要な事は、完全に密閉できることだと思います。
暑い時期に携行缶が膨れて壊れないようにと、ふたをきちんと締めていない方がいますが、大変危険ですのできちんと締めてください。
温度が高くなるとガソリンが気化(ガス化)しやすくなり、気化したガソリンは引火する可能性がすごく高いからです。(引火するというより爆発する)
気温が高いとき、倉庫や車のトランクなどに保管していて燃料キャップが開いていたら大変です。
くわえタバコで車のトランクを開けたとたんドカンといくかもしれません。
携行缶を保管するときは直射日光を避け涼しいところに置くようにしましょう。
作業中などもできるだけ日陰になるような場所に置くようにしましょう。
携行缶を選ぶときは本体の丈夫さも必要ですが、キャップの丈夫さも必要です。
携行缶密閉して保管していないとガソリンのパワー(爆発力)も落ちていきます。
ガソリンが気化していくときは、爆発力がある成分から気化していきます。
ですからそれを逃がさないように完全密閉しましょう。
ガソリンを長期保管するときや気温の差が大きくなりやすいときには丈夫な金属携行缶に保管する方がいいでしょう。
少量のガソリンを持ち運ぶときなどはポリ系携行缶がいいかと思います。
どちらにもいえることですが丈夫で密閉できる容器が第一条件だと思います。
ガソリンの危険度は寒い冬より暑い夏の方が高くなると思いますので十分注意してください。
コメントの投稿