ナイロンカッターの負荷でトラックバックを受けたので、トラックバックにて返答してみます。
マナー違反でしたなら、トラックバック取り下げますので教えてください。
山小屋通信さんのブログナイロンカッター自体は、極端に重かったり変な形でなければそれほど負荷になるとは思えません。
やはり、ロープの部分の空気抵抗が通常の刈刃に比べるとあると思います。
円盤を回転させると空気抵抗は、円盤の表面のざらつきが抵抗になると思います。
円盤の厚み自体は、回転の場合の空気抵抗にはあまり関係ないかと思います。
ロープの場合は3mmで10cmを回転させれば、3mm10cmの円筒形が空気抵抗を受けることになります。
それが両サイドから出ていますので、倍の空気抵抗になります。
自転車のスプリント競技でタイヤのスポークが無く円盤状の物がありますがそれも同じ理屈だと思います。
もう一つ、空気抵抗以外に負荷が掛かる要因は、刈刃の方は草を切る部分はナイフのようになっています。
そのナイフ状の部分で草を切るのでサラサラという感じで切れていきます。
かたや、ナイロンロープの方はロープで叩ききるという感じなので切れ味という点では悪いと思います。
通常の刈刃を使用する場合でも特にチップソーなどでは、安いチップソーと高いチップソー(性能の高い)では切れ味が違うので、草刈り機に対する負担が若干変わってきます。
また、草刈りの刈刃でも目立てのされている物、されていない物とでも負荷が変わってきます。
鎌で草刈りをしていたときは、鎌の切れ味によって人に掛かる負担が違うのは気づきやすかったのですが、機械で草刈りをするとそのことを忘れてしまいがちになります。
あと、ナイロンロープを片側20~30cmも出すと草刈り機のエンジンが吹けあがりませんのでご注意ください。
エンジンの調子が悪いのではなく、ロープの負荷が掛かりすぎてエンジンが吹けあがらないのです。
チップソーやナイロンカッターなど適材適所で使い分ける方がいいかと思います。
ではまた。
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2006-08-17
刈刃
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トラックバック
トラックバックを拝見し、自分なりにいろいろとテストしてみて、「必要以上にナイロンコードを伸ばすと、切削抵抗が増大して刈払い機に負担をかける」と理解しました。
私が使っているナイロンカッターは、予め切りそろえられたナイロンコードを使う、ホームユースタイプのものなので、プロユーザーの多いチェンソー屋さんの見解とは異なるとは思います。
しかし切削抵抗を主体に考えると、チェンソー屋さんの見解と私の体感は一致するのです。
トラックバックの趣旨は、あくまでも「器材(刈払機)を調子良く使う為の注意点」にあり、空気抵抗云々での論争は本意では無いことをお汲み取り頂ければ幸いです。