前回、ハスクバーナ339XPチェンソーがずいぶん良くなってきているということを書きました。
335XPTというチェンソーからするとずいぶんと改良されていると紹介しました。
最初から完璧なチェンソーはないと思います。
悪いところを少しずつ、改良してそして出来るだけ完璧に近づけて行くことが、いいチェンソーを作っていくと思います。
名機と呼ばれるチェンソーでも、色々なところが改良されています。最初から変わっていない名機はないと思います。
ただ名機といわれるチェンソーには大きな共通点があると思います。
それは、エンジンの素性が最初からいいというところだと思います。
パワーがあるということが重要だと思います。
名機と呼ばれるチェンソーは最初からエンジンのパワー等良かったのではないかと思います。
この部分はなかなか改良することは出来ないと思います。
その他のエアフィルターとかキャブレターとかは改良することが比較的簡単に出来ると思います。
各メーカー、売れ筋の商品ほど改良の頻度が高いのではないでしょうか。
商品の回転が速ければ改良のペースもあがるでしょうし、何より製品が多く出るということは、ユーザーから多くのクレームと多くの要望の声が挙がってくると思います。
それを製品に反映させればいいからです。
いい機械は、たくさん売れる→ユーザー多くなる→クレームや要望多くなる→製品に反映させる→さらにいい製品になる→たくさん売れる。
このようなサイクルができあがり、名機になっていくのではないでしょうか。
改良の頻度が高い製品はスチールのMS200だと思います。
メーカーからのテクニカルインフォメーションでの改良点通達が多いような気がします。
今年に入ってからも数回改良されたのではないでしょうか。
特に欧米では環境問題等もいち早く対応してきますのでその点の改良も多いのです。
改良されていい機械になってくることは、非常にいいことなのですが、修理や泣かせのところもあります。
まず部品の点数が多くなる。新旧で部品があわない等の問題が出てくるのです。
ですから当店では、販売した機械のシリアルナンバーおよび販売年月等を記録しています。
そうして新旧部品がある場合に間違えを出来るだけ防ぐようにしています。
これにはメーカーもしっかりしているところでないと、シリアルナンバー等で新旧部品のどちら使用されているか分からないということが起こってくるからです。
当店直接取引はないのですが某大手メーカーは、部品点数が多くまた新旧部品の数が多く、メーカーも把握していないというところもあるようです。
すごく部品間違いが多いという噂を聞きます。
部品購入の際は注意が必要です。
シリアルナンバー、購入年月日が分かっていても、どの部品を使用しているか分からない機種もあります。
また、ある程度チェンソー、機械等に詳しくなければ部品の違いに気が付かないかもしれません。
私も取引のあるメーカーの場合はある程度分かりますし、分からなくても直接メーカーに問い合わせることも出来ますので大丈夫だと思いますが、
直接取引のないメーカーの場合は詳しいことは分からないというのが本音です。
ハスクバーナもスチールも対策部品や改良した部品等などメールやFAX、資料等で連絡がくるので安心はしています。
ただ、私自身の頭がそれを忘れてしまうことがあるので、困ってしまうのですけれど。
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2006-09-06
ハスクバーナ
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私も佐藤さんが言うように、すごくもちやすいと思います。
動かしやすい、取り回しがしやすいように感じています。
それとパワーがある点、これが、ハスクバーナにもスチールにも言えることなのですが、普通は排気量が大きければパワーも大きいのですが、プロ機といわれるものは、カジュアルチェンソー(アマチュア用)より排気量が小さくても、パワーがあるように感じてしまいます。
そこがプロ機とカジュアルチェンソーの違いなのでしょう。
ハスクバーナはプロ機には数字の後にXPという文字が入っています。
スチールのプロ機はMS○○○と三桁の数字がありますが、その二桁目の数字が偶数のものがプロ機となります。
(MS180とMS280を除く)
ハスクバーナ、スチールのカジュアルチェンソーも結構いいチェンソーなのですが、プロ機はさらにその上を行くという感じです。
佐藤さんの不満点についてはまたブログ上で書いてみたいと思います。
ではまた。