新ダイワ353チェンソー、白煙がすごいという修理が入ってきました。

このチェンソーもすでに5年~7年近く使用していると思います。
通常、排気ガスが白煙まみれになるのは、悪い混合オイルか、燃料にチェンオイルが混ざってしまうかのどちらかです。
エンジンが掛かるくらいならば、タンク内の燃料を捨て良質な混合ガソリンを入れてしばらくエンジンを掛けておけば、白煙は収まってくると思います。
ひどくなると、エンジンが掛からなくなり、キャブレターを分解洗浄しなければなりません。
また燃料フィルターとプラグ交換の場合も起こります。
特にチェンオイルを間違えて入れた場合は、燃料タンクも入念に洗浄しなければ、いい燃料を給油しても、白煙がしばらく出続ける場合もあります。
キャブレターを分解洗浄し、燃料も入れ替えても白煙が収まらない場合は他の原因が考えられます。
?粗悪な混合オイルを使用している。
?エンジン内にチェンオイルが紛れ込んでいる。
原因が?の場合は燃料を高品質な混合オイルで作り直せば問題は解決しますので簡単なのですが。
?の場合は少しやっかいになります。
チェンソーの場合使用するオイルは混合オイルかチェンオイルしかないので、燃料に問題がなければ、必然的にチェンオイルに問題があることになります。
チェンソーの構造に詳しい方ならば不思議に思うでしょう。
チェンオイルタンクと燃料タンクは別々ですし、混ざることは考えにくいからです。
実は、燃料にチェンオイルが混ざるのではなく、エンジンのクランクケース内にチェンオイルが漏れている場合があるのです。
今回の場合もそのケースのようでした。

エンジン始動後ふかしたときはガイドバーも見えないくらい白煙が上がりました。

しばらくふかすと徐々に白煙は少なくなります。

白煙は少なくなりますが、それでもこれはおかしいと思うくらいの白煙は上がり続けます。
風がないと回りに白煙が立ちこめ煙幕状態になり、作業どころではなくなります。
クランクケース部とチェンオイルタンクは隣り合わせになっているチェンソーだと起こる場合があります。(まずないといってもいいと思いますが。)
たぶんここにひびが入っていると考えられます。
お客さんに修理をしますかと尋ねましたら、修理はしないということになりました。
なぜ修理をしないかというのは次回にかきます。
すみません眠くなりました。
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2006-09-18
修理
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