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チェンソーの中古

以前にもこのブログ内でチェンソーの中古に付いて少しずつかいていましたが、また少し書いてみようと思います。

チェーンソーに関わらず農機具全般にいえることかもしれませんが、中古機械はなかなか難しいと思います。

メーカーや販売店の中古機械は、メンテナンスをしっかりやって販売するからある程度安心できると思いますが、個人売買だとどうなるか分かりません。

知り合いから購入するのであれば、ある程度どういう使われ方をしていたか(使用状況)推測できるかもしれませんが、見ず知らずの人となると、これはもう運を天に任せるしかないでしょう。

車などだと車検という制度があり、必ず3年おきに新車に乗り換える方たちがいるので、その方たちの中古が出ます。
3年しか乗っていないし、距離もしれているでしょうから、結構程度もいいでしょう。(中古車市場を形作る一因だと思います。)

チェンソーにもこういう制度があれば、中古市場も大きくなるでしょうが・・・

チェンソーを中古で売るということは、必要がなくなったから売るということです。
必要がなくなるという理由によって、その中古の質が決定づけられるかもしれません。
1.仕事を引退する。
2.古くなったので、新しい機械に買い換える。
3.調子が悪いので、新しい機械に買い換える。
4.使用年数が決められていて、必ず数年で買い換える。(会社での規則等で)
5.購入してはみたものの、必要がなかった。
他にも色々と理由はあると思いますが、この中で良さそうな中古の順位を付けるとなると、
5,4,1,3,2となると思います。(異論はあるかと思いますがとりあえずこうしておきます)

ここでの順番はただ単に使用頻度を推測しただけで、順位を決めただけです。

いくら使用頻度が低くても、性能の悪いチェンソーはダメ(購入しない)でしょうし、逆に性能のいいチェンソーは、性能がいいだけに使用頻度が高いと推測されます。

性能が高く、使用頻度の低いチェンソーの中古は少ないと予想されます。
良質の中古を手に入れるためには、出来ることならば、現物を見て購入できるのが、一番だと思います。

注意して確かめるところは、やはり本体クランクケースとピストンシリンダーでしょう。
ガイドバーとかが悪くても交換すればすむ事ですが、本体が悪いとどうしようもありません。(修理代も高くなります)
摩耗、がたつき、割れ、ゆがみ等を点検しましょう。
あと、圧縮があるかどうかも重要です。
ピストンが悪いだけならいいですが、シリンダーに傷が付いていたら最悪です。

否定的なことばかり書いてきましたが、確かに出物の中古もあります。
ほとんど使用していないチェンソーでゴム製部品の劣化だけでエンジンが掛からないという物や燃料フィルターが汚れていてエンジンが掛からない。
あと電機系のコードが切れているだけとかの機械があったりします。
そういう場合、悪い部品だけ交換すれば新品同様の性能を出すチェンソーもあります。

運が良ければそのようなチェンソーに当たるかもしれません。

あと、オークション等を利用する際は、チェンソーの年式、作業内容(仕事内容)、使用頻度等を良く聞くことだと思います。
なぜ、手放すのかということも聞くといいかもしれません。


中古チェンソーは難しいと思います。
当店で買い換えをする方のチェンソーを引き取ることもありますが、中古チェンソーとして転売することは、本当にまれです。
ほとんどが部品取りとなるか廃棄処分となります。

本当に程度のいい物か、ジャンク品ですと了解してもらわない限り販売しません。

当店などは臆病ですから中古品はほとんどメーカーのデモ機上がりのチェンソーばかりです。(数年に一度くらい回ってきます。)

どうも、中古品に否定的となってしまいますが、中古品でも良好な物もあります。

ただ、キャブレターの分解ダイアフラム等交換、燃料ホース交換、スターターロープ交換、防振ゴム等の交換を出来るくらいのスキルがなければ、中古を購入して修理屋に修理に出し修理工賃を取られていては、もったいないと思います。

以前このブログで紹介した▼こちらの方は焼き付いたチェンソーを手に入れ自分で修理してしまったのです。
修理屋でも手を出しそうにないチェンソーを修理してしまいました。
キャブレター側からのぞいてピストンがあの状態なら、私はもう分解しません。
修理不能と判断してしまいます。

このようにご自分で修理が出来る場合は、修理代金もかからず結果的に安くあがるのですが、修理屋に出すとヘタをすると新品を買った方が良かったかなというくらい修理代金がかかる場合もあります。(修理見積は当然あると思いますが)
今回ご紹介したSさんはピストン代金と多少の出費で、新品同様のチェンソーを手に入れることが出来たのです。

ジャンク品中古チェンソーでもこのように生き返らせることも出来ます。

中古品チェンソーはある程度慣れと知識を要するかもしれません。


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