近年は日本でも安全ズボンの使用率が上がってきているようです。
欧米諸国では、30年も前から使用されてきていたようです。
アントンセン氏が初めて日本にきたときは、安全ズボン普及していなかったそうです。
それを本国に帰り、林業仲間に話したそうですが、誰も信用してくれなかったそうです。
日本は科学技術など最先端の国で裕福なのに、そんなわけがないとみんなからいわれたそうです。
また、アントンセン氏がいうには、安全ズボンはケガから身を守るためだけに履くのではないといっていました。
もちろんケガを防ぐのが一番の目的ですが、安心感があるというのがもう一つの理由です。
チェンソーの作業スタイルは下の写真


物を持つときは、体からはなして持つよりも、体の近くで持った方がかなり楽になります。
アントンセン氏は安全ズボンをはいていなければ、怖くて上の写真のようなスタイルになるといっていました。
安全ズボンを履いて安心感があるからこそ、下の写真のようにチェンソーを体の近くで持ち楽に操作できるということでした。
まず安全(ケガを防ぐ)、そして安心感、楽な姿勢、楽な操作、疲労が少ない、疲労が少なければケガにつながりにくくなる。
ケガだけでなく、疲労も軽減するので体に無理が掛からないでしょう。
私も仕事中は安全靴を履いていますが、たまに普通の靴を履いて修理等するときはやはり足下が頼りなく感じてしまいます、それと同じ事なのでしょう。
昔は格好などどうでもいいと思っていましたが、やはりある程度は格好を整えてから始めた方が作業がやりやすいのかもしれません。
格好からはいるということも一つのやり方だと思います。
気合いが入ったり、心構えが違ってくることもあると思います。
安全ズボン、防護用品はケガを防ぐというだけではなく、体と精神に掛かる負担も軽減する効果があると思います。
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2006-11-09
防護用品
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すごいですね、林業のプロでも全員防護服きているところは少ないと思います。
しかし、よく考えると高速回転している刃物を手に持って作業するわけですから、危険きわまりないことだと思います。
野球のキャッチャーでさえあれだけプロテクターを付けているのですから、チェンソーを使用するならばやはりプロテクターは必要でしょう。
安全ズボンは必需品ですし、チェンソーテクニックがあがると思います。