ピクセルチェンについて書いてみたいと思います。
ピクセルチェンはハスクバーナが開発したソーチェンですが、オレゴン製のものもあります。
オレゴン製はハスク製と同じ物と思っていいでしょう。
(ハスクバーナ製はオレゴンのOEM商品です)

ガイドバーもピクセルチェン用のものでなければいけません。
上の写真、下がピクセルのバーです。

青い矢印のマークがピクセルバーの印です。
ピクセルバーと通常のバーの大きな違いはゲージの大きさが1.3mmと小さいことです。


上の写真を見てもらうと解ると思いますが、ゲージの幅が薄いだけでなくガイドバーの厚み自体も通常のバーと比べるとかなり薄くなっています。
ですからガイドバーの重さはかなり軽くなります。
軽くなり作業性良くなり、疲労が軽減されますが、使用する人の腕が必要となります。
薄いので、強度的には弱くガイドバーを挟んだりするとすぐ変形してしまいます。
ソーチェンはタイストラップ等軽量化(薄く)されていてソーチェン自体の重さもかなり軽いです。

また上の写真のようにドライブリンクも1個おきに穴があいていて軽量化とチェンオイルの保持の効果があります。

(左がピクセル)
それとこのソーチェンの最大の特徴アサリが小さいということです。
通常のソーチェンの赤い線の幅は4.25mm、ピクセルチェンの赤い線の幅は4.00mmとなっています。
たった0.25mmの差ですが、これだけでも切れ味が違ってくると、フォレストデモ講師のアントンセン氏はいっていました。
北欧では325ピッチのソーチェンは、プロの場合ほとんどピクセルになっているといっていました。
ソーチェンも軽いのでエンジンを吹かしたときのソーチェンのスピードの立ち上がりも速いようです。
エンジンの負担も軽くなると思います。


右からハスクバーナ325ピッチ切削
真ん中、ピクセルチェンの切削
左、スチールのラピッドマイクロ325ピッチ
切削痕を見比べてもほとんど違いは解らないと思います。
今から10年ほど前日本でピクセルのバーとチェンが発売された頃、当店ではかなりの数販売しました。
そのときの評価は、実は悪かったのです。
ガイドバーが弱いという事でした。
切れ味は確かにいいという評価だったのですが、ガイドバーの耐久性がないという評価だったのです。
そして、徐々に使用する人が減ってきて、最後は当店でも仕入れないようになりました。
最後までピクセルバーを注文していた人は今思えば、上手な人だったような気がします。
この頃は当店でもまた仕入れています。
339XPには丁度いいガイドバーだと思ったからです。
この間のフォレストデモでアントンセン氏の伐倒方法だと、ガイドバーを挟むことはほとんど無くなるでしょうから、ガイドバーを曲げることも少なくなるでしょう。
ただ、やはり通常のバーと比べるとかなり薄く頼りない感じがするので、使用する人を選ぶガイドバーかもしれません。(346XP,357XPで使用する場合)
アントンセン氏の話を聞いていると特に、357XPでピクセルチェンを使うと切れ味は良さそうです。
もちろん重要な要素として目立てがいいということが、一番の要因です。
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おっしゃるように、オレゴンの型番ですと95VPです。
ハスクバーナのソーチェンはオレゴンのOEMとなっています。
ただ、ピクセルチェンはハスクバーナが開発したのです。
タイストラップ等が若干違いますが、カッター部は同じだと思います。
絶対そうだとは断言できませんが・・・
ドライブリンクのゲージ幅は同じなので、ピクセルのガイドバーには取り付けることは出来ます。
それではまた