今日はスチール製ソーチェン3/8ピッチについて少し書いてみたいと思います。

すべて3/8ピッチのソーチェンです。
左からラピッドマイクロ、ピコマイクロ、ピコマイクロミニとなっています。
サイズで分かると思いますが、大排気量から小排気量用のソーチェンです。
一番右のピコマイクロミニは超小型チェンソーかアマチュア用コンパクトチェンソーに使用されています。
一番左のラピッドマイクロは60ccクラス以上のチェンソーに使用されています。
今日ここで少し取り上げる、真ん中のピコマイクロは40cc以下のプロ機かカジュアルチェンソーに使用されています。
左ピコマイクロミニ、真ん中ピコマイクロ、右ハスクバーナ(オレゴン91)

実は数年前スチールピコマイクロは改良されました。
カッター部が大きくなりタイストラップのところも少し丈夫になったような気がしました。
上の写真ピコマイクロとハスクはピッチとドライブリンクのゲージ幅が同じなので互換性があります。
しかし写真を見て分かるように、かなりカッター部の大きさなどが違うと思います。
実物を並べて比べると、かなり違いを感じます。

以前当店ではMS200にスチール純正のピコマイクロではなくハスクバーナのソーチェンを販売していました。
一時期ソーチェンの破断や外れることが多くなってきました。
一概にソーチェンのせいばかりには出来ませんが・・・
(スプロケットの摩耗も原因の一つとと考えられます)
丁度そのころスチールのピコマイクロチェンが改良されたと聞いて、これにすべて変更しました、それと同時にスプロケットなどの点検をお客さんに連絡するとソーチェンの破断や外れることはほぼ無くなりました。
それとお客さんの間からもスチールのピコマイクロの方がいいという評価もあがってきました。
ですから今は、互換性があれば他メーカーチェンソーにもこのチェンを販売しています。
スチールはチェンソー本体ガイドバー、ソーチェンとトータルで製造している唯一のメーカーです。
ですからチェンオイルの吐出量などもトータルで考えて設計しています。

オイロマチィックシステムなど色々な技術があります。
せっかくトータルで設計されているので、ガイドバー、ソーチェンは純正品を使用することをおすすめします。
▼スチールソーチェンの詳細はこちら今度は325ピッチの話でもしてみたいと思います。
ではまた
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スチールのピコマイクロミニのガイドバーをMS200に取り付けることは出来ます。
ただし、ソーチェンもピコマイクロミニチェンに交換しなければなりません。
ゲージの幅が1.1mmになるのでピコマイクロチェンが取り付けることが出来ないからです。
ブログの本文に写真付きで紹介しますので、ガイドバーのサイズ等ご覧になってください。