お久しぶりです。
しばらく留守にしていて、ブログ書き込んでいませんでしたが、これからまた再開したいと思います。
トングについて少々。
ハスクバーナのトングは基本的な形はそのままですが、若干形が変わったようです。
グリップ部の形状がトングのサイズが違っても、その部分だけは同じ形になっているようです。(チェンソーに通ずるものがある)

(グリップ部の長さは約17cmで形状はほとんど同じだと思います)ハスクバーナのトングには2種類あり、当店では15cm、20cmとして区別しています。
この15cm、20cmという数字は挟むことができるおおよその数字で、トングの最大に開く幅ではありません。
トング小(15cm)
最大開き幅は20cmくらいとなります。
トング大(20cm)
最大開き幅は30cmくらいとなります。
次にトングを一番絞ったときの縦の長さをお知らせします。
トング小
縦の長さは約30cm
トング大
縦の長さは約43cm
トング大はトング小やフックからするとかなり大きく、

下の写真のホルスターには収めることが出来ません。

トング大は山仕事の最中に携帯するという使い方は難しいと思いますし、あまり必要にならないかもしれません。
どちらかというと切り出した材(人が動かせるくらいの)を移動させるときに使用するということでしょう。
以前このブログにもトングの挟み幅について書きましたが、また少し書いてみたいと思います。
トング大で説明します。
トングの最大開き幅がなぜ最大挟み幅にならないのか。
丸太の切り口の部分を挟む際は、問題にならないのですが、丸太の横から挟むときに少々問題が出てきます。

切り口の部分を挟むときは、青い矢印の部分が切り口に当たることはありません。
切り口はだいたい水平なので干渉しないのです。
しかし

横から挟む場合は、青い矢印の部分が木にあたり、赤い矢印の部分が木を挟むことが出来なくなります。
トングは丸太に対してできるだけ中心線位置を挟む方が、安全だと思いますのでこの場合は挟むことが出来ません。
中心線より上の位置で挟むことは出来ますが、木の皮がはがれたりして移動中に落とすことも考えられます。(十分注意が必要です)
こういうことがあるので、最大開き幅と最大挟み幅が違う数字になるのです。
ですからトング小の15cmという数字は、丸太の直径が15cmくらいのものが挟めますという目安の数字で、トング大の20cmという数字も目安の数字になります。
ただどちらのトングもこの数字より大きい丸太を挟めます。
トング大は25cmくらいならば楽に挟めると思います。
また丸太の切り口部分ならば最大開き幅より少し小さい丸太でも挟めると思います。
ただ、丸太が長ければたとえ挟めても、移動させることは難しいと思いますが。
トングという道具は良く出来た道具で、一度使用するとこれがないと作業をしたくないと思うくらいの道具です。
20~25cmの丸太を引きずったり、持ち運ぶときは手で持つところがないので抱きかかえたり、力をかなりこめて引きずらなくてはなりません。
トングを使用すると握るという部分でしっかり握れ、引きずったり移動させることに力を集中させることが出来ます。
手より大きいものをつかむとき握力をかなり使い、つかむ力が急速に衰えてきます。(筋トレにはいいかもしれませんが)
薪ストーブの薪作り作業に使用するといいかと思います。
(丸太を移動させる作業が多い)
できるだけ作業を楽に行うということが、ストレスを軽減させ長時間作業しても疲労が少なくなるのではないでしょうか。
疲労が少なくなるということが、長く続くということにつながると思います。
以前にもトングのことをブログに書いたといいましたが、右側のSearch this site.とかいてある検索窓に「トング」と書いてSearchボタンを押すとトングに関連する記事が抜粋されますので、よろしければご覧になってください。
commentsと書かれたコメントも使用者の方のご意見がかかれています。
それではまた
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