前回、エアフィルターが汚れたり破損したりすると、キャブレターのポンプダイアフラムの所まで汚れてしまうと言いました。
当然ここまで汚れるということは、エンジンないもかなり汚れています。
木くずなどが入り込み炭化すると、炭素C ダイアモンドの原子 研磨剤として作用し、ピストンシリンダーの摩耗を促進させてくれると思います。
またススの原因ともなるでしょう。
粗悪な混合オイルを使用してもススが多く溜まると思います。
古い燃料を使用しても同じようになると思います。
ススなどが多く発生すると、特にプラグに悪影響があると思います。
プラグの寿命が短くなるでしょうし、エンジンの始動性も悪くなると思います。
ススが多く付いたプラグを外してテストすると火花は出るけれど、シリンダーに取付圧縮があるところでは火花が出ないということがあります。
プラグを外してすすがついていたら、プラグ交換するかワイヤーブラシでススを落とすようにしてください。
プラグから正常に火花が出ないと、エンジンは掛かりませんし、今度はイグニッションモジュール(コイル)にまで悪影響が出てきます。
(高電圧の電気の行き場が無くなってしまう)
プラグは黒くなっているとダメです。
きつね色に焼けているくらいがいいと思います。
また、プラグは高電圧にさらされており、火花放電部が摩耗してきます。
そうなった場合はたとえきちんと火花が出ていると目視できても、プラグ交換をおすすめします。
できるだけ火花が出やすいようにしてやることで、イグニッションモジュールにも負荷が掛からないと思います。
エアフィルターの破損、粗悪な混合オイル、古いガソリンなどを使用すると電機系にまで悪影響があります。
十分に注意しましょう。
エアフィルターについてもう少し、
エアフィルターは100%汚れを取り除くことはできないと思います。
エアフィルターは破損していなくても寿命があります。
常にきれいにすることを心がけ、長期間使用したエアフィルターは交換した方がいいと思います。
エアフィルターの内側が汚れている場合は、エンジンないにも汚れが侵入しているはずです。
たまに、ストップスイッチを切り、プラグを外し、エアフィルターを外し、そこから燃料を流し込みエンジン内を洗うといいかもしれません。
チェンソーを逆さまにし、スターターロープを引きプラグ取付穴から、先ほど注ぎ込んだ燃料を出します。
注ぎ込んだ燃料が黒く汚れて出てきたら、それはエンジン内が汚れていた証拠だと思います。
この作業を数回繰り返し、エンジンないもきれいにしてください。
この作業をする際は、必ずストップスイッチを切りにして、火の気のないところで行うようにしてください。
混合ガソリンに火がつくおそれがあるので十分注意してください。
空気と燃料がエンジンないに入っていきます。
できるだけきれいな空気、品質の良い燃料を供給するようにするといいと思います。
メーカーサイドもできるだけ汚れを取り除くエアフィルターとしっかりした取付ができるよう改良してほしいと思います。
それでは
▼人気blogランキングへ←ブログランキングへ登録しています、よろしければクリックしてください。(応援お願いします)
コメントの投稿