ピストンストッパーを使用する作業で一番多いのは、リムやスプロケットを交換することでしょう。
ソーチェンやガイドバーと同じようにリムやスプロケットも消耗品です。
ある一定期間使用した物や、摩耗が激しいものは交換が必要となります。
メーカーなどリムやスプロケットは0.5mm前後摩耗したら交換するようにいっています。(中には若干違うところもありますが)
なぜ交換しなければならないかは、
▼こちらをご覧ください。
さて、ピストンストッパーを使用する際注意することは、シリンダーないにゴミが入らないようにすることです。
以前、電動工具のインパクトレンチの所で紹介したように、インパクトレンチと併用しないことです。
▼こちら後、ハスクバーナ346XPのクラッチシューのようにプーラーがなければレンチで回せない物があります。
▼こちらプーラーなしで外す際に、ハンマー等で叩いて外すときなど、叩きすぎてピストンヘッドに損傷を与えることがあります。
シリンダー・ピストンの中に異物を差し込むことになるので、十分注意してください。
たまに、ピストンストッパーの変わりにスターターロープや木の棒などで代用する方がいますが、やめた方がいいと思います。
クランクシャフトやコンロッド、ピストンが変形することがあるようです。
ピストンストッパーは計算されて作られていると思われます。

このように、上死点付近でピストンを止めることによって、コンロッドやクランクに掛かる負担を少なくしているようです。
メーカーの方や他の販売店の方たちと、お食事会(飲み会)をしたときに変形した話を聞きました。
変形させたのではなく、変形してしまった機械が修理に入ってきたようです。
軽量小型チェンソーのクランク部はかなり細くなっているのは確かです。
限界に近く軽量化していると思います。
また軽量化しなければ、高回転、パワーも出ないと思いますが。
このように専用の工具というのは、色々なところを考えて作られているのだなと思いました。
スプロケットを交換する際、ピストン押さえが必要なチェンソーならば、持っていた方がいい工具だと思います。
スプロケットも消耗品です。
▼工具のページ▼ピストンストッパー
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2007-05-02
修理工具
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