環境問題や燃料消費量を少なくするために、今のキャブレターには加速ポンプというものがついています。
アイドリング時の燃料消費量を少なくしています。
この状態からスロットルをすばやく握りこむと、燃料が追いつかずエンジンがふけあがらなかったり、エンジンストップすることになります。
燃料が足らない状態になります。
このように加速時に燃料が足らなくなるので、別系統から加速時に足らなくなる燃料を補ってやるこれが加速ポンプの役割です。
スロットルシャフトに連動して、加速ポンプが動きます。
これにより、アイドリング時の燃料消費を押さえ、エンジン加速時のふけあがりを可能にしています。
ただ、1~2年以上前の機械の場合スロットルシャフトのところにゴミがたまることがあります。(今現在のキャブレターは、対策が去れています。)

上の写真はスロットルシャフトをキャブレター本体から取り外したところです。


このようにゴミがたまります。
ここにゴミがたまるとエンジン加速時に燃料が供給されにくくなり、ふけあがりが悪くなります。
今回はスロットルシャフトをはずしていますが、これくらいのゴミならば、スロットルシャフトはずさなくても、コンプレッサーのエアーで吹き飛ばすことも出来ます。(スロットルシャフトを動かしながら吹き飛ばしてください)
でもきれいに取れあい場合は分解するしかないと思います。
分解した際は、スロットルバルブを取り付けるときに十分注意してください。
小さいネジで取り付けることになりますが、このネジがエンジン動作中に外れたりするとシリンダー内に落ち込みエンジンが焼きついてしまいます。
ゆるく締めたり、強く締めたりしてねじ切らないようにしてください。
私はネジロックを塗り締めています。(はみ出たネジロックはきれいに除去します)
新しいキャブレターはゴミが入らないように、この部分がふさがれています。
またスロットルシャフト自体も摩耗に強い金属に変更されているようです。
キャブレターもこれからまだまだ変更されていくと思います。
2011年の排気ガス規制に合格するために、さらに改良されていくことでしょう。
それではまた
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2007-06-06
修理
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