スチール028チェンソーの修理がありました。
かなり古いチェンソーで、昭和56年製今から26年前に製造された機械です。
(写真を撮っておけば良かったのですが、忘れていました)
正式な部品の供給はすでに終わっているようですが、後継機種との共用部品で使える部品もまだあるようです。
クラッチ回りの部品が終了しているし、その他の主要部品も数点終了しているようですので、大がかりな部品交換が必要な修理はやめた方がいいと判断しました。
とりあえずエンジン始動してみることにしました。
26年前のチェンソーの時からスチールは、ストップスイッチと連動したチョークシステムを採用していたようです。
私はそうとは知らず、チョークレバーを探してしまいました。
(かなり前から採用していたのだなと、感心しました)
エンジン始動しませんでした。
燃料を点検していなかったので、燃料を抜きます。
案の定、古い燃料が入っていました。
新しい燃料を入れて数回スターターロープを引くとエンジンがかかりました。(少し驚きました)
エンジン回転もあがるようですしなかなかいい感じでしたが、少しエンジンが途切れるような気がしたので、テストプラグでコイルを調べてみることにしました。
素早くスターターロープを引かないと火花の出が悪いような気がしましたが、昔のコイルはある程度のスピードでスターターロープを引かないと火花がでないそうです。(問題はなさそうでした)
プラグを新しい物に交換してエンジンを始動してみると、いい調子になりました。
途切れる様子もなく、吹けあがりもすごくいいようです。
チェンオイルの出が悪いかなと思いましたが、これもしばらくするとでてくるようになりました。
このチェンソーはしばらく使用していなかったみたいですが、エンジンの吹けあがりも良く驚きました。
燃料が劣化していたので、キャブレターや燃料ホースなどのゴム製部品がダメになっているかなとも思いましたが・・・
昔の028は丈夫にできているらしく、ゴム製部品も耐久性があったそうです。
ただ重量がかなりあるので、人間の馬力も必要になるかと思います。
軽量化することによって耐久性が犠牲になるのだろうと思わせる機械です。
まだまだ、使えるチェンソーだと思いますが、消耗部品のスプロケット回りの部品供給が終わっているので、ここが摩耗してしまうとこのチェンソーは使用できなくなってしまうでしょう。
少々残念です。
しかし環境問題や人間工学からすると、最新式のチェンソーが断然優れているでしょう。
そういう面からもある程度考えていかなければならない、時期になっているのかもしれません。(ひょっとすると遅すぎたのかもしれませんが・・・)
それではまた
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