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チェンオイルポンプの詰まり

今日はチェンオイルポンプの詰まりについて書いてみたいと思います。

チェンオイルポンプが詰まる原因は主に二つあると思います。
?チェンオイルホース側から侵入してくるゴミ。
?スプロケット側から侵入してくるゴミ。

以前は?スプロケットから侵入してくるゴミによる故障が多かったです。

ビニールヒモ(フイルム状の)を巻き込むことが多かったのです。
間伐や伐木の目印に、木にひもを巻き付けていました。

このような梱包用のヒモです。

これがチェンソーに巻き込み、気が付かないとオイルポンプが詰まってしまいます。
ウォームギアまで壊れることやオイルポンプ自体が壊れることもあります。
▼こちら

しかし、当店ではこのケースの故障がめっきり減りました。
お客さんに注意するように知らせましたし、またこの頃は専用のマーキングテープを使用するようになったからだと思います。

ダメージの大きさでは、この場合の故障の方が大きいので、少なくなることはいい傾向だと思います。


?チェンオイルホース側から侵入してくるゴミによる故障は、個人所有の方たちは一度そのようなことを起こすと結構注意してくれるのですが、会社所有のチェンソーでは減ることは少ないようです。
これは、メンテナンスの少なさによる事と社員の入れ替わりなどで、(新入社員)知識の少なさから起こることもあります。

今日はMS200Tチェンソーで紹介していきます。

このチェンソーはまだ比較的新しいチェンソーだと思います。






チェンオイルの出が悪くなると、ソーチェンに上の写真のような汚れが付いてきます。
これは粉状の切削屑とチェンオイルが混ざった物です。

チェンオイルが適正に出ているときは、この粉状の切削屑もチェンオイルと一緒に飛び散ってしまうのですが、チェンオイルの量が少なくなったり、ソーチェンの目立てが悪く粉状の切削屑が多く出るとこのような状態になります。

チェンオイルが出なくなると、最終的にはガイドバー、ソーチェンが焼けて回らなくなります。


この場合はソーチェンの目立ても悪いようでした。
写真をご覧ください、粉状の切削屑がかなり溜まっています。

そしてあまり掃除もしていないようです。

チェンオイルが出ないという修理で、チェンソー本体を見て粉状のクズがチェンソーに多く付いていれば、たいていこれが原因でオイルポンプが詰まっていると思います。


オイルタンクキャップ回りにもかなり汚れが付着しています。
当然チェンオイルを給油するときにタンク内にも入っているはずです。
せめて、給油する前にブラシ等で粉状の汚れを掃いておくといいのですが・・・

コンビ缶などに小さいブラシをぶら下げているといいかもしれません。
個人のお客さんなどは、結構ゴミが入らないように注意して給油するようですが、会社所有のチェンソーの場合、どうなのでしょうか・・・


チェンオイルフィルターは燃料フィルターのように目が細かくありません。

ですからゴミがタンク内にはいると細かいゴミは濾し取る事ができませんので、オイルポンプまで侵入していくことになります。

オイルポンプにゴミが詰まってしまうと分解して洗浄しなければなりません。

そして、チェンオイルタンク内もガソリンや灯油できれいに洗浄しなければ、また詰まってしまいます。


ソーチェンの目立てが悪いとエンジンに負担を掛けるだけでなく、ガイドバーやソーチェン、オイルポンプにまで負担を掛けることになります。

たとえソーチェンの目立てが完璧でも、粉状の切削屑は少なからず出ると思います。
ですから、やはりチェンソーをきれいに掃除することが一番だと思います。

こまめに掃除をしていれば、このような状態になることは少ないと思います。
また、たまにはオイルタンク、燃料タンクなども洗浄することもおすすめします。


オイルポンプを洗浄し、チェンオイルが出るようになったら、下記写真のようになったソーチェンはソーチェンにオイルを行き渡らせるようにしてください。

エンジンを掛けソーチェンをから回ししてオイルを行き渡らせます。
そうするとソーチェンに付着したゴミも若干落ちると思います。

十分にソーチェンにオイルを行き渡らせてから、木を切る作業を行ってください。


また、広葉樹や乾燥した木を玉切りする際は注意が必要です。
ソーチェンの目立てが良くても、粉状の切削屑が出やすいからです。

粉状の切削屑はチェンオイル分を吸収しチェンオイル不足を招いてしまうこともあります。

そのようなときは、ソーチェンを空回ししてチェンオイルを行き渡らせてください。
そうするとゴミも遠心力で飛び散るのでいいかと思います。


最後に粉状の切削屑が多く出るチェンソーはエアフィルターがこのようになると思います。



エンジン内部にもゴミが入り込んでいるでしょう。

エアフィルターは灯油とコンプレッサーのエアで洗浄すると真っ白になりました。(まだ新しいエアフィルター)

チェンソーや農機具は普通に使用するだけでもゴミにまみれてしまいます。
日頃のメンテナンス特に掃除を心がけると不具合はかなり減ると思います。

それではまた


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★追伸、
当店MS200チェンソーユーザーの方へお知らせ
ユーザーページにて今回のオイルポンプ修理詳細をアップいたしました。
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    コメント

    [C504] No title

    大変よくわかる説明でありがとうございました。
    チェンソーの使い方が一段とわかってきたと思います。感謝、感謝です。
    • 2009-10-12 22:24
    • 渡辺
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