いろいろなチェンソーのクラッチプーラーです。

これくらいあればクラッチシューを外すのにあまり心配はいりません。
たまに、この写真の中の工具で合わない物もありますが、工夫して外しています。
ハスクバーナの550XPは346XPと同じ工具で取り外しできます。
560XPも357XPの工具で外せると思いますが、560XP専用の工具もあります。(写真撮り忘れました)
クラッチシューに六角を切ってあれば、このような専用工具は必要ないと思います。
または、同じ工具が各メーカーの各チェンソーで使えればいいのですが・・・
まあ、軽量化や強度などの兼ね合いでそういう訳にもいかないのでしょう。
スチールチェンソーは概ねクラッチシューに六角が切ってあるので専用工具はないですね。
内向きのスプロケットの場合でもクラッチシューに六角が切ってあります。
私はクラッチシューを外すときは、電動インパクトドライバーを使用して外しています。
本来はプラグを外しピストンストッパーを使用してクランクシャフトの回転を押さえてクラッチシューを外します。
ただ、当店は修理屋なのでいろいろな機械が来ます。
品質の良い混合オイルを使用していればピストンストッパーを使用しても問題は少ないと思うのですが、粗悪な混合オイルを使用している場合は少なからず問題が発生するかもしれません。
ピストンクラウン、燃焼室にカーボンが堆積している場合があり、それがピストン押ストッパーを使用することで剥がれ落ちることも考えられます。
ピストンストッパーを使用したくない理由の一つです。
インパクトドライバーで外せないものはピストンストッパーを使用して外さなければなりません。
新型機械が出てくると新しい工具を揃えたり、古い機械用の工具は全く使わなくなったりします。
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2014-02-14
修理工具
ハスクバーナのように、ドラムを先につけクラッチを締めるので軸が飛び出てませんよね。クラマッチも中心がナットになってるので外しやすそうです。
私のはクラッチを先に軸にとおし、ドラムを被せてねじ止めをするので、あげておられる写真下のシルバーの工具であればできそうです。中心が空いていて、3点で引っ掛けて回します。
代理店の連絡先もありがとうございます。
以前、草刈り機のクラッチを購入しようと共立の代理店に連絡したのですが、古い機種だったこともあり適当にあしらわれました。「既にカタログにも載っていない古い型、クラッチまで自分でメンテされたら商売あがったりだよ」といったところでしょうか。
直営の営業所ならきちんと聞いてくれるかもしれないので、気を取り直して連絡してみます。