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スチール051チェンソー修理

先日、スチール051チェンソーの修理がありました。
製造年月日は昭和56年で輸入元が伊藤萬株式会社でした。
(以前は伊藤萬が代理店だったようです)










かなり古い26年前の機械ですが、しっかり慣性式自動チェンブレーキがついています。

これくらい古い機械で動いているチェンソーはありますが、メーカーに部品がストックしてあることは珍しいです。
販売終了後7年間部品在庫するようメーカーは義務付けされています。
しかし、大体それよりも長く在庫していますが、26年前となるとまずそろっていません。

実際同じスチールでも051以外のチェンソーで、すべての部品が残っているものはないでしょう。

この051チェンソーの部品がなぜ残っているかというと、このエンジン本体がエンジンカッター(ルートカッター)という製品で使用されていて、このエンジンカッターがかなり長く販売されていたからです。

ですからエンジン周りの部品がかなり在庫が残っているようなのです。


この時代のスチールチェンソーの特徴として耐久性が高いということが上げられます。
確かに重量が重く強度の高い金属部品を多用しているので、壊れにくいということもあると思います。

それでも他メーカーに比べると耐久性は高かったと思います。

実際この051もエンジンにはこれといった不具合は見当たりませんでした。
排気量が90ccと大きく使用頻度も少なかったはずでしょうから、ピストンシリンダーもくたびれてないと思われます。

この当時のチェンソー大排気量2ストロークエンジンの音は腹にこたえる音がします。

バイクと比べるとマフラーが小さいのでトントンとアイドリング時に力強い音がします。

吹けあがりもいいようですし、これからも十分仕事をしてくれると思います。

ただ重量はすごいですね、本体重量だけで10kgガイドバー、チェン、燃料を入れると13kgは超えるのではないでしょうか。

さて、どこが壊れているかというとリアハンドルが割れているのです。
あと、ゴム製部品の劣化が少し、メーカーさんにリアハンドル部の分解は大変かどうか尋ねてみましたがそうでもないとのことでした。

確かに分解はそれほど大変ではありませんでした。

しかし、組み立てが大変だったのです。

かなりてこずりよっぽど加工しようかどうか迷ったのですが、何とか組み立てることができました。(加工したほうが良かったかもと思いはします)

それについては次回に書きたいと思います。


それではまた、つづく


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