前回も書きましたが、チェンブレーキがついています。
分解点検してみました。


これといって悪いところは見当たりませんでした。
ただ、かなり汚れていたのできれいにしました。
クラッチシューも大きくてごついものがついていました。

ファンカバーをはずしたところ、横型のエンジンです。


ファンカバーに燃料タンクがついていました。
ロープローターも金属製で丈夫にできています。

リアハンドル下部(シュラウド)を取り外したところ


この部分が折れていました。
折れた部分を良く見てみると、アルミの板を添木にして折れた部分をビスで繋いでいたようです。



しばらくはこれで使えたのでしょうが、やはり重量が大きく振動も激しいので持たなかったものと思われます。
器用に補強修理していましたが、チェンソーは危険な道具なのでハンドル周りはやはりキチンと修理したほうがいいと思います。
さて、この新品のシュラウドを取り付けるのに苦労したのです。
エンジン本体との取り付けネジ穴はあまりずれていなかったのですが、マフラーとシュラウドを取り付けるネジ穴がすごくずれていたのです。
以前のシュラウドをつけていた折にマフラーが熱で変形してしまったのかもしれません。
マフラーとシリンダーのネジを緩めたり、あちこちのネジを緩めて何とか取り付けることに成功しました。
マフラーのステーを削って加工しようかとも思いましたが、取り付けることができてよかったと思います。
しかし、少しは削ったほうが良かったのでしょうか。・・・
分解するのはあっという間でしたが、組み立てるのにかなり時間がかかりました。
かなり汚れていたので、それをきれいにすることにも時間がかかってしまいましたが、組み立てるのに本当にてこずりました。



エンジンの調子もよくまだまだ現役で使えるでしょう。
古い機械でも大排気量チェンソーは使用頻度も少なく無茶をしていなければピストンシリンダーも傷んでいないでしょう。
2ストロークエンジンは仕組みも簡単で燃料、空気、電気、排気に問題なければエンジンは動いてくれると思います。
後はエンジンの磨耗やチェンソーの破損がなければかなり長く使えると思います。
それではまた
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2007-09-11
修理
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スチールやハスクバーナなどの欧米チェンソーメーカーはチェンオイルの吐出量を抑えています。
これは環境を考慮してのことです。
ソーチェンの目立てが悪かったり、オイルタンクにすこしでもごみが入るとオイルの出が悪くなります。
国産機は元々のチェンオイル吐出量が多いので許容範囲が大きいです。