
ゼノアチェンソーが型番変更になります。
下一桁に1がつくようです。
型番変更に伴い、すべての機種のチェンオイルポンプが改良型になるそうです。
当店はゼノアの今までの機種の取扱がなく、あまり詳しくは知らないのですが、オイルポンプが弱いといううわさを耳にしたことがあります。
まあ世の中に完璧なチェンソーなどないのでしょうがないとは思いますが・・・
今回すべてのチェンソーに改良型を搭載してきたということは、結構いいオイルポンプだからなのかもしれません。
とにかくメーカー自体がどこどこが悪いと自覚してそこを改良してくることはいいことだと思います。
あの名機といわれた242XPでさえ最初からいい機械だったわけではなかったようです。(キャブが悪かったり、ホースが悪かったり)
少しずつ改良してきてすごくいい機械になってきたということでしょう。
ただ名機になるには機械の土台というか本体のできが良くないといくら改良しても名機にはなりません。
ゼノアの37といわれるシリーズは私もいろいろと聞かされてきました。
『40cc以下クラスならゼノアの37だ』とかです。
私はハスクバーナとスチールのチェンソーが国産機より一歩も二歩も先をいっていると思っていたので、お客さんのそのようなうわさはあまり気にしていませんでした。
あるとき私がハスクバーナ、スチールの営業の方にぶっちゃけゼノアチェンソーはどうですかと聞くと、当時は242XP、026以上のチェンソーは、余裕の回答でうちが上ですみたいな感じでした。(今でも中型機以上はこの2社が強いと思います)
しかし、話が40cc以下のクラスに及ぶと「37はいいらしいです」と回答がありました。
ハスクバーナはスチールのチェンソーを意識していて、スチールはハスクバーナのチェンソーを意識しています。
そのほかのメーカーのチェンソーをお互いあまり意識していないようです。
その両社の営業の方がゼノアの37だけは意識していたので、その頃から私もゼノア37を意識していました。
ゼノア37はロングセラーで型番も結構変更になっているようです。
改良がかなり加えられていると思います。
そして評判がいいということは本体のできもいいのではないでしょうか。
今回オイルポンプも改良され、信頼性もかなりアップしたのではないでしょうか。

ゼノアG3701シリーズチェンソーのお勧めは、G3701EZ(EZスタート)のスプロケットノーズバー35cm.325ピッチのリム式クラッチドラムです。
EZスタートは引く感触を嫌う方がいますが、排気デコンプを使用していないので、パワーロスが少ないと思います。
それとこのクラスでは少ないリム式クラッチドラムを使用していることプロ好みです。
ハードノーズバーも用意されていますが、排気量が37.2ccなのでスプロケットノーズバー35cmをお勧めします。
惜しむらくはリム式はソーチェンのタイプが21BPのみというところです。
ピクセルチェンが使用できると言うことはなかったのですが・・・
.325リム式クラッチドラム、スプロケットノーズバー35cm、ピクセルチェンだということはありませんでした。
ただ、ピクセルチェンが使用できる裏技を思いつきましたので、それを検証したいと思っています。(たぶん問題なく使用できると思う)
ただこの件につきましてはブログ等で紹介するのは差し控えさせてもらいます。
G3701EZチェンソーのクラスでこれより軽いチェンソー、振動が少ないチェンソーは出てきています。
しかし、G3701EZチェンソーはロングセラーで随所に改良が加えられ、信頼性の高いチェンソーなのではないでしょうか。(名機)
私としてもゼノアのチェンソーの中で一番安心して販売できるチェンソーのひとつです。
▼ゼノアチェンソー各機種詳細それではまた。
次回の予定は346XPNewEditionです。
346XPNewEditionはもう発売になっています。
スプロケットカバーがシルバーに変わっているところが、一番目立つと思います。
後日写真もアップしますので、今しばらくお待ちください。