久しぶりに更新します。
先日、林業機械化展が熊本で開催されましたが、それに合わせてハスクバーナの講習会(ジュニア会)が行われました。
全国各地からの参加がありました。
今まで、九州、山口内までの販売店の方としか会ったことがなかったので新鮮な感じがしました。
また、電話でしか話したことがなかったメーカーの方と会うことが出来てとてもよかったです。



上は林業機械化展にて

翌日の講習会。
346XPNewEditionの説明と本国での安全対策の取り組み、575XPNewEdition(販売予定)の紹介と説明、そして経営についての講習等がありました。
スウェーデン本国での安全対策の取り組みは一風変わったシステムを組み込んだ製品を販売しているようでした。

青い矢印のところにハンドガードが取り付けられていました。



通常のキックバック以外の不意なチェンソーの挙動にも対応するためのブレーキシステムのようです。
枝払い、枝打には邪魔にならないように工夫しているとのことでしたが、見た感じは作業時に邪魔になりそうな気がします。
スウェーデンからきた本社の方が実際にとりまわしていましたが、通常作業時にはハンドガードに腕は触れないとのことでした。
ただ、実際に山仕事で使用してみないと使用感等は分からないと思います。
これはユーザーさんの判断、評価を待たなければならないと思います。
(枝や藪などに引っかかりやすくなるかもしれない)
スチールにもリアハンドルのスロットルレバーのセイフティロックに連動したブレーキシステムがあります。
こちらはリアハンドルから手を離すとブレーキがかかる仕組みです。
安全性は高まりますが、リアハンドルを持ち変える際にブレーキがかかってしまうということもあるようです。
リアハンドルのブレーキシステムは、これから改良の余地はあると思います。
また将来的には必要なシステムになるかもしれません。
今現在のフロントハンドガードのチェンブレーキも以前は、邪魔だといってはずす人もいました。
(すごい人はハンドガードをノコギリで切断していました)
(ハンドガードが邪魔で、回し切の際に芯が切れないなどの理由で)
今はチェンブレーキシステムの重要性が理解されてハンドガードを取り外す人はいなくなりました。
このようにリアハンドルのブレーキシステムも実用性に耐えるものができれば、浸透していくと思います。

ハスクバーナのリアハンドルブレーキシステムの仕組み。

左上の円の部分にリアハンドルハンドガードからワイヤーを使用して既存のチェンブレーキに連結しています。
カバー部の青い円の部分に連結させる。

矢印の部分
このように環境対策だけでなく、安全対策でもいろいろと進化してきています。
チェンソーは危険な道具です。
十分注意しなければならないと思います。
今ふと思いましたが、ゼノアはハスクバーナの傘下になったので、これからすべてのチェンソーに慣性自動チェンブレーキが装着されてくるのではないでしょうか。
数百グラム重くなるかもしれませんが、私ならば絶対に重くてもチェンブレーキ付チェンソーを選びます。
ただ、チェンブレーキがついていれば100%安全かというとそうではありません。
キックバックですごい勢いで跳ね上がったガイドバーに当たれば、たとえソーチェンが動いてなくても怪我をすると思います。
ヘルメット、グローブなどの防護用品も必需品だと思います。
また、チェンソーの仕組みや挙動などチェンソーに関する知識も必要となってきます。
それでは、今回はこの辺で続きはまた後日。
予告

青い矢印のチェンソーを紹介します。
追伸、
ブログランキング圏外になってしまいました。
更新が遅れ気味なのでしょうがないとは思いますが、ここは一つよろしくお願いします。
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