こんにちは、前回の続きです。
スチールMS200Tチェンソーは、その構造上と使用環境によって、こまめなエアフィルター点検が必要だと思います。
以前MS200Tのエアフィルターが網戸みたいになることを書きました。

このような状態です。
最初なぜこんな風になるのかさっぱり分かりませんでした。
しかし、MS200Tの修理が入ってきて原因がわかりました。

上写真のように葉のゴミがエアフィルターとエアフィルターカバーの間に挟まれていたのです。
葉をどかすと

エアフィルターは網戸状になっていてエアフィルターとしての役目はほとんどしていない状態でした。
MS200Tは使用状況が枝などを切ることに使用する事が多いと思います。
するとやはり枯葉、葉などのゴミが入りやすくなると思います。
また、その構造上カバーとエアフィルターの間隔が狭く、葉のゴミを挟んだ状態になってしまいます。
チェンソーはエンジン始動時激しい振動が起こっています。
その振動はエアフィルターとゴミにも伝わっています。
エアフィルターとゴミは擦れ合いエアフィルターのメッシュは摩擦で破けてしまうのだと思います。
スチールのその他のチェンソー

このようなタイプのエアフィルターは確かに網戸状になっているのをみたことがありません。
大きいゴミが入り込んでもカバーとエアフィルターのスペースが広いので、下に落ちてしまうと思います。
(水色の楕円の部分にゴミが挟まる可能性はあると思いますが)

ハスクバーナ346XPなどはエアフィルターの下側だけがメッシュになっているのでこのようなことは起こらないと思います。
MS200Tに限らず、エアフィルターとエアフィルターカバーの間隔が狭いものはこまめに点検した方がいいということです。
大きいゴミが入ってしまうと摩擦でエアフィルターにダメージがあるということです。
MS200Tはプレフィルターなどをつけた方がいいかと思います。
(メーカーさんに改良してもらうように申告してみます)
よく考えると大きいゴミだけでなく、たとえ粉末状のゴミでも、エアフィルターについていればエンジンの振動で、擦れていると思います。
影響は大きいゴミに比べれば微々たる物かもしれませんが、ダメージは与えていると思います。
エアフィルター点検洗浄毎日することをお勧めします。
ではまた。
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