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スチールMS261、MS261C-M、ハスクバーナ550XPJP

昨年の年末、スチールMS261C-Mが追加販売されました。

MS261に電子制御キャブレターが搭載されました。
今までのMS261とMS261C-Mは併売という形になります。

そこで最近増えてきた問い合わせが、どちらがいいのか?どちらがお勧めですか?
という問い合わせです。

価格の差は25000円ほどです。 お店によってはもっと価格差が少ない所もあるかと思います。

それではどちらがお勧めか。
その前にお断りしておきます。
これはあくまでも私個人の意見です。
すべての販売店の方が私と同意見だというわけではありません。
そこのところを十分理解しておいてください。


手前がMS261C-Mです。(コンピューター制御、メーカー呼称M-トロニック、通称えむとろ)


キャブレターの調整がありません。
コンピューターがミリ秒単位で燃料の流量、プラグの点火タイミングを調整しています。
人間の手によるキャブレターセッティングは不要です。


LとHの燃料流量調整、アイドリング時のエンジン回転調整があります。
昔ながらのキャブレターです。
厳密にいうと昔ながらのキャブレターではありません。
排気ガス規制に対応したキャブレターになります。(ここがミソになります)

さて、使いやすさは
MS261C-Mはエンジン始動性、キャブレター調整不要、現場の状況記憶(次回始動時のエンジンかかりやすくする)
を考えると使いやすくなっています。

エンジンスタート時(チョーク時)MS261C-Mでは▲の位置でエンジン始動しますが、チョークを解除して再度スターターロープを引くという動作が不要です。
一度エンジンが起これば止まることなく使用できます。

スロットルを握ればレスポンスよく反応します。(エンジン始動後)

MS261は今までのチェンソーと同じ始動方法になります。
エンジン始動後は、スロットル操作に対して若干もたつきがあります。
これは排気ガス規制エンジンの宿命ともいえます。
※理由はあります。購入予定の販売店さんなどに尋ねてみてください。

エンジンが温まればレスポンスもよくなります。
スチールの排気ガス規制のエンジンはエンジン始動後からレスポンスが良くなる時間が短い方だと思います。
MS261はスロットルをあおりながらだと10~20秒くらいでスロットル操作にレスポンスよく反応してきます。
チェンオイルの吐出を確認するくらいの時間で、スロットルのレスポンスは良くなるので作業に影響は少ないかと思います。

Mトロはエンジンがかかりやすいだけなのかと思うかもしれません。
違います。
木を切っている最中にエンジン回転、負荷、スロットル開度などいろいろなデータを計測し、その状況に最適な燃料流量点火タイミングを取っています。
それをミリ秒単位で行っています。
どのように感じるか、パワーがあり粘りのあるエンジンと感じるでしょう。

私の推測ですが、小径木で負荷が少ない時はあまり違いは感じないかもしれませんが、大径木で負荷がかかるときに違いが分かるのではないかと思います。

負荷の少ない枝払いなどでもエンジンの吹け上がりの良さを感じるかと思います。

言葉で書くとたったこれだけになります。価格差は25000円ほどです。

それでも、私のお勧めはMS261C-Mです。M-トロニックのシステムはやはりすごいと思います。
今現在の排気ガス規制で層状掃気エンジンなどの排気ガス規制対策エンジンには必要不可欠だと思います。

排気ガスがきれいで燃費も良く、ピークパワーだけでなく粘りもあり、加速性もいい、これらを両立させるには電子制御の力を借りるしかないと思います。

先ほども書きましたが価格差は25000円ほどです。(もっと価格差が少ないところもあると思います。当店も実はこれより価格差が少ないです。)
MS261でも十分仕事ができるチェンソーです。
しかし、私が買うならば電子制御のほうです。

正直なところ、MS261C-Mは試運転しかしたことがありませんが、エンジン始動後すぐの吹け上がりの良さに、ク~という感じです。(笑)

電子制御、コンピュータチップがついていると故障するとどうなるのか?
信頼性はどうなのか?
と心配するかもしれません。

MS241C-Mという同じシステムを使用しているチェンソーがありますが、当店ではコンピュータの不具合が3件出ました。
部品をすぐ交換して対応したということもあるのですが、不具合のあったお客さんでもMS241C-Mコンピュータ制御に満足しているようです。(パワーや使用感には満足していると思います)
※実店舗のお客さんだとお客さんからの情報も入りやすいと思います。

機械の信頼性の問題はどんな機械にもついて回りますし、完璧な機械は無いと思います。

コンピュータ制御のこのようなシステムは何十年も前から車やバイクに使用されてきています。
それがコンピュータの進化でコンパクトになりチェンソーなどに搭載できるようになってきたと思います。

チェンソーにこのようなシステムが搭載されるようになって、もう7、8年くらいたつのではないでしょうか。

コンピュータ制御のチェンソーでも当たり外れはあるかもしれませんが、信頼性は通常エンジンのシステムと大差はないのではと私は考えています。


あと最近気づいたことがあります。
スパイクバンパーが薄くなっています。
薄くなっていることで強度が低くなっているのではと思うかもしれませんが、プレスして強度を保っていると思います。
軽量化の一環なのかもしれません。


厚みが違います。
実際の強度はこちらがあるかもしれませんが、使用することで問題ないかと思います。


さて、ここまでMS261C-Mをほめてくるとどうしても避けて通れないものがあります。
スチールの永遠のライバルといえるハスクバーナです。

MS261C-Mとまともにぶつかるライバル機はハスクバーナ550XPJPです。
こちらも550XPから550XPJPにマイナーチェンジしています。ク~。

両機種ともコンピューター制御のシステムを搭載しています。
ハスクバーナ550XPJPはザマ社のシステムです。
スチールMS261C-Mはウォルブロ社のシステムです。

どちらのシステムが優れているのかは私にはわかりません。
感じていることはありますが、あくまでも私個人の考えなのでここでは差し控えます。(笑)

誰にでもはっきりわかる違いは、エンジン始動時に550XPJPのほうは、今までのエンジン始動と同じ手順になるということです。
チョークで初爆があり、再度スターターロープを引くということです。


本体の大きさは、並べて比べてみるとあまり大差はないように感じます。


以前のブログにも書きましたがフロントハンドルの直径は550XPが小さいです。

実物を見るとMS261のほうが大きく感じます。
これはエアクリーナーが大きく強力なものがついているので、シリンダーカバーが膨らんでいるからだと思います。

質量も550XPが4.9kg、MS261C-Mが5.2kgで300gほどMS261が重いです。
ただ、私は目を閉じてどちらかわからないように手に持たせてもらったのですが、どちらかわかりませんでした。
重さの違いを体感できませんでした。
これくらいの重さになると300gの差はわかりづらくなるのでしょうか?

それとも、私がチェンソーを持って現場で常日頃作業をしていないので、重さの感覚が鈍感なだけかもしれません。
良くチェンソーを使う方は100gの差でも違いがはっきり分かるのかもしれません。

また長時間使用すると疲れ方が違うのかもしれません。

重さに関しては私の意見はあまりあてにしないでください。(笑)

使いやすさやエンジン性能、信頼性など微妙な差があるかもしれません。
どちらか一方がすべて優れているというわけではないかと思います。
優れているところもあれば劣っているところもあると思います。

コンピューター有りと無しなら私は有りのほうがいいと思いますが、MS261C-Mと550XPJPどちらを購入してもあまり大差はないかもしれないと思っています。

どちらを選べばいいかこの2機種に関しては別のところで判断するほうがいいかもしれません。
後程書きます。


両機種とも層状掃気エンジンですが、MS261はシリンダーにライナーを使って先導空気掃気ポートの通路を形成しています。


550XPJPはシリンダーの外側に金属で通路を形成しています。

わたしにはどちらの方式がいいかはわかりません。

放熱のフィンや強度はMS261方式がよさそうです。
軽量化には550XPJPのほうがよさそうです。
私の勝手な感想なので真に受けないでください。



この2機種に関してはブランドで選んでも形で選んでもどちらを選んでもいいかと思います。(笑)


ただ、どこで買うかということでお勧めの機種は決まってくると思います。


国産チェンソーを専門に販売しているお店で購入する場合、そこの修理販売担当の方が国産チェンソーの排気量50ccがいいよというのであれば、MS261C-Mや550XPJPよりもその国産機のほうがいいかもしれません。

機械はどんな機械でもそうですが、不具合や故障は必ずついて回ります。
信頼性の高い機械でも故障します。

購入する販売店の修理担当の方が何の機械に精通しているか。どこのメーカーに精通しているかというのも私は重要だと考えています。

当店はチェンソー専門店と謳っていますが、チェンソーは数多く種類があるので1度も触ったことがないというチェンソーもあります。
チェンソー屋として恥ずかしいですが、カタログでしか見たことがないといううチェンソーもあります。
そういうチェンソーに私自身精通しているわけはありません。

私がある程度自信を持って販売できるチェンソーというのは、そのチェンソーをピストンシリンダーまで分解したときでしょうか。
それだけでそのチェンソーを知り尽くしたとは言いませんが、ピストンシリンダーまで分解すると何となく私自身安心するというか中身も見たぞという感じになるからでしょうか(笑)

購入する予定の販売店がスチールに強いのであればMS261C-Mがお勧めになると思います。
また逆にハスクバーナに強い店であれば550XPJPになるかと思います。
(当店は両社に強いです(笑))

先に書きましたが、どちらを選べばいいか別のところで判断するということです。
購入する販売店で決めるというのも一つの方法です。
販売店が機械の信頼性をあげる場合もあると思っています。
機械固有の注意点を説明するだけでも機械は壊れにくくなると思います。

故障した機械の修理時間も重要になります。
先日お客さんから聞いた話ですが、修理に出した機械が3ヶ月かかって帰ってきた。
どんなにいい機械でも、3ヶ月も手元にない機械は、すぐに壊れる機械と大差ないかもしれません(笑)

MS261C-Mと550XPJPはプロ機です。
プロの方が使用することが多いと思います。
仕事に直結するのでなおのこときちんと修理して修理期間が短いほうがいいと思います。


最初に戻りますが、最近どのチェンソーがいいかと問い合わせが増えてきました。
機械の性能差が大きければ、お答えするのは簡単です。
しかし、機械の性能に差がない時は好みで選んでもいいでしょうとしか言えないということになります。

それよりも購入する予定の販売店に尋ねたほうがはるかにいいと思います。
その販売店が勧めるということはその機械に自信があり精通しているからだと思います。

お勧めの機械は販売店も少なからず影響してくると思います。

後は今現在の所有チェンソーや使用状況などいろいろなことを販売店と対話することによってどれがいいか決まっていくと思います。

ですから当店でもMS261通常キャブレターのチェンソーも売れています。

私が好きなチェンソーとお客さんにお勧めするチェンソーは違うこともあります。
お客さんの使用環境によってお勧めするチェンソーも変わってくると思います。
すべてのお客さんに同じチェンソーを勧めているわけでもありません。

ここが、販売店の腕の見せ所です。
偉そうに言っていますが、お客さんに「お前の言う通りにして失敗した」と言われないかいつもビクビクしています。(笑)
たまに「やっぱこれ買えばよかった」とお勧めした商品と違うものをかえばよかったと言われることもあります。


最後に通常キャブレターとコンピュータ制御どちらお勧めかというのも販売店により違うかもしれません。
私はコンピューター制御が好きです。(笑)

それではまた。


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  • コメント : 2
  • コメント

    [C1065] Re: 261cm or550xp

    こんにちは、
    もうこれは実機を触ってみるしかないです。
    それと本文中に書きましたが、購入店がどちらに精通しているか。

    それも非常に重要なことだと思います。

    MS261C-M、550XPはフラッグシップのチェンソーで両社とも気合を入れていると思いますが、不具合の機械に当たるかもしれません。
    それにどのように対応してくれるか。
    また、機械は必ず壊れます。どちらの機械の修理が得意なのか。

    私のブログよりも販売店さんとの会話で煮詰めた方がいいかもしれません。

    私自身ブログではこれ以上かけません(笑)
    担当営業の顔が浮かんできます。(笑)
    • 2014-02-24 17:21
    • チェンソーヤ
    • URL
    • 編集

    [C1064] 261cm or550xp

    スチールかハスクか、いままさに悩んでいるところです。
    261と550、重さが300gも違わなければ迷わず261を選ぶのですが…。
    もう一歩踏み込んだ分析を期待してます。

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