
今回はスチールヘッジトリマーを紹介します。
おととしにも紹介したのですが、そのときはカッターの長さが750mmもあり長すぎてあまり販売できませんでした。(当店実績)
750mmというと通常の国産ヘッジトリマーと同じ長さかと思うかもしれませんが、スチールはドイツ製なのでブレードのカッターのところのみの長さになります。
剪定できる部分の長さとなるのです。
国産のヘッジトリマーのカタログデータはギアケースから出ている部分の長さをブレード長さとして公表しています。
ですからスチールのヘッジトリマーHT86-750mmは国産機の長さでいうと1000mm近くありました。
今回新発売となったHT86-600mmは国産機の750mmクラスのものと同等と考えていいかと思います。

(実際に選定できる部分の長さを比較してみました。710mmと750mmですが実際は150mmほどの差があります)
※注意スチールにもHS2300というヘッジトリマーがありますが、これは国産機のOEM商品です。
スチールHT86ヘッジトリマーの大きなセールスポイントは2つありひとつは振動が少ないことです。
もうひとつはブレードの動きがすごく早いということです。
メーカー発表のセールスポイントを掲載します。
“弁当の箸を持つ手が震えない"で評判の低振動ヘッジトリマー「HS 86 T」に、カッターバー長さ[600 mm仕様]が、いよいよ登場します。
欧州振動規制振動加速度2.5 m/s2以下を達成の最先端防振システムにより、振動を大幅に削減し、疲労を軽減します。
バランス良いハンドリング、操作する人にかからない排気ガス方向など、作業者思いの設計です。
また、1分間に4、940回の高速ストロークとSTIHLスイス工場製カッターバーで、気持ちの良い切れ味です。
安全作業と効率作業をお考えのお客様に是非お勤め下さい。振動が少ないのはスプリング防振システムを採用しているからです。
スプリング防振のよさは最近のチェンソーで使用されてきているので、よくわかると思います。
ブレードが高速ストロークしているので剪定の後がきれいになるということです。
使用者からすると振動の少なさがうれしいと思います。
いろいろな農林業機械がありますが、ヘッジトリマーの振動は一番ひどいと思います。
ヘッジトリマーの修理で試運転をして10分か15分くらい剪定作業をするだけで手がしびれてきます。
実際に作業している方たちは、長時間使用するのでたまらないかと思います。

4つのスプリング防振
スペック
排気量:22.7cc、出力:0.7kw、質量:5.1kg、税込み標準小売価格:86,100円 となっています。
重量的には国産同等クラスと比べると若干重くなっています。
HT86ヘッジトリマーまめ知識
ヘッジトリマー作業を行なう際、地面や障害物にブレード先端をぶつけてしまい、刃を傷めてしまったことはありませんか?
ヘッジトリマー「HS81T/HS86T」は、ブレード先端を損傷から守るためのブレード先端ガードが、標準付属品として同梱されています。
ブレード先端ガードを使用すれば、右写真のようにブレード先端ガードを地面に当てて、地面ぎりぎりを滑らすように作業することもできます。
地面やフェンス、塀際の作業が多い方は是非お試しください。
取り付け方法も簡単です。ブレード先端の2個のナットをはずし、ブレード先端ガードを取り付けナットを締めます。
締め付けトルクは8Nmです。
「HS 86 T」では排葉板の上からでも、排葉板をはずした状態でもブレード先端ガードを取り付けできます。
ブレード先端ガードは補修用部品としても供給しております。


これからはヘッジトリマーの振動を少なくする機種が増えて来るのではないでしょうか。
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2008-04-01
スチール
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