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刈払機スロットルレバー

一年程前、刈払機のスロットルレバーについて少し書いてみました。
▼こちら

日本(当店近辺)ではトリガータイプのスロットルレバーはあまり需要が無いので関係ないかもしれません。

しかし海外では、一年前のブログにも書いているようにトリガータイプでないと販売できないようです。

スチールの刈払機ドイツ本国製はすべてトリガータイプです。
このことによってスチールドイツ製刈払機を使ってみたいという人たちが何人購入をあきらめたでしょうか。

ハーフスロットル(無段階)で長時間作業ができないことがネックになっているようです。

スチールのドイツ本国製刃4Mixエンジン製が多くなってきて、燃費、排気ガスもクリーンで力も強いといわれています。

重量は重いですが、頑丈で耐久性も高いと思います。

スロットルレバーさえ微調整ができればよかったのですが・・・


そこで、本題に入りますが、ゼノアに面白いスロットルレバーがありました。
トリガータイプなのですが、固定式レバーのようにエンジン回転を一定にすることができるのです。


作業する負荷に応じたエンジン回転を、固定レバーで設定する機構となっています。

固定レバーと連動して固定端レバー(ケーブルエンド)の位置を変えることにより、トリガーレバーの作動範囲を可変する構造となっています。




結構面白いシステムだと思います。
セイフティロックがついていないので欧米の安全基準に通らないかもしれませんが、セイフティロックもどうにかすれば簡単に取り付けることもできるかもしれません。

日本にはスロットルレバーに関して欧米並みの安全基準は無いようです。
(近頃はストップスイッチがハンドルにつくようになっています)

ですからゼノアのこのスロットルレバー見かけることはあまり無いと思います。


しかも、ゼノアの最新のカタログからこのレバーは削除されてしまいました。
このレバーのついている刈払機も昔はあったのですが、今のカタログには掲載されていません。

日本では需要が無かったので販売中止になったのかもしれません。
(日本には通常の固定式レバーがあるので)


スチールドイツ本国製に通常の固定式レバーがつかないのであれば、スチールにも優れたスロットルレバーの開発を期待しています。
(セイフティロックもついた)

日本のニーズにも合ったレバーを・・・
(日本は市場が小さいので難しいのかもしれない)


排気ガスがきれいで燃費のいい大型刈払機はスチールの独壇場でしたが、ゼノアからも層状掃気エンジン、ストラトチャージドエンジン付き30cc刈払機が発売されています。

こちらも燃費、排ガスもクリーンです。

ガソリン価格も高騰してきているので、魅力的な刈払機になるでしょう。
また、両手ハンドルだけでなくループハンドル仕様もあるので作業環境にも柔軟に対応できるかと思います。
(スチール本国製刈払機は両手ハンドルのみ)

スチールの4Mixエンジンも排気ガスがほとんど目視できませんが、ゼノアのストラトチャージドエンジンも排気ガスがほとんど見えません。
未燃焼ガスがほとんど排出されないので、2ストロークエンジン独特のにおいも少ないです。

▼ゼノアBCZ3000刈払機

この両社の刈払機についてはまた別の機会に書いくつもりです。


話を戻しますが、日本では固定式スロットルレバーがほとんどを占めているのではないでしょうか。

作業内容がハーフスロットルを多用することが多いからかもしれません。

それでは


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    [C348] No title

    坊々さん、こんにちは
    ゼノアのトリガータイプ使用していたのですか。
    今はこのタイプのレバーがついている刈払機はカタログには掲載されていません。

    スチールのトリガータイプを使いこなしているのはすごいですね。

    またハンドルブラケットが壊れるのは初耳でした。
    当店ではまだこの部分が壊れた修理がありません。
    みんな固定して動かしてないだけかもしれませんが。

    今度メーカーさんに聞いてみることにします。

    それでは貴重な情報ありがとうございました。
    これからもよろしくお願いします。
    • 2008-05-27 16:11
    • チェンソー屋
    • URL
    • 編集

    [C346] No title

    紹介されている調整式トリガータイプのスロットルを使用したことがありますが確かに便利でした。
    現在のメイン機FS130は反発式のトリガータイプのため慣れない当初は必要のない場面でもフルスロットルになってしまいましたが、人差し指から力を抜き、他の指だけで握るよう練習したところ強弱もリニアに出来。
    固定式では困難なオン、オフの使用で刈り払いが楽にできます。
    箸を扱うような要領と言えば良いのかも知れません。
    stihlの刈り払い機で気になったところは、ハンドル収納時やハンドル角度調整用のウィングスクリューです。
    その細さから、なるべく丁寧に扱っていたつもりなのですがネジをナメてしまい二度部品交換しました。
    観察したところ、他の部位に比べ、明らかに華奢な感じでした。
    今では受け側のナットもステンレス製ナットに打ち込み替え、ウィングスクリューもステンレス製ボルトに替えて使用しています。
    今のところ1年以上不具合もなく使用できています。
    • 2008-05-27 00:39
    • 坊々
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