刈払機の刃について今回は書いてみたいと思います。
私自身実際に草刈をあまりやったことがないので切れ味等はあまりよく分かりません。
ただ、当店のお客さんからいろいろなことを聞くのでそれらを紹介したいと思います。
私は刈刃の中で一番良く切れる刈刃の種類はチップソーだと思っていました。
硬いチップが付いているし価格も高いので一番性能があると思っていたのです。
しかし、お客さんの話をよくよく聞いているとチップソーよりよく目立てした8枚刃のほうが良く切れるということでした。
そして8枚刃よりもさらによく切れるのが笹刃だということでした。
それならば高価なチップソーを使わずにそれよりも安価な笹刃を使った方がいいと思います。
ではなぜチップソーを使うかというとそれは耐久性があるからです。
笹刃はしばらく使用すると切れ味が悪くなります。
頻繁に目立てをしないと良い切れ味を持続させることができません。
チップソーはその点チップが脱落しない限り切れ味がひどく落ちてくることはありません。(チップソーでも目立てすると切れ味は良くなります)
目立ての煩わしさなどを少なくするためにチップソーを使用するそうです。
笹刃を使用する人は代え刃を何枚も用意するか、作業中に何度も目立てをするかしているようです。
そこまでしても笹刃を使用する人はやはり切れ味がいいからだといいます。
私も新品の笹刃で草刈をしましたが目が立っているときは本当にサラサラという具合に草が切れていきました。
チップソーでも高価なものや新品時は同じように切れますが、硬い草や密集した所で差が出てくるようでした。

笹刃30枚刃です。

アサリが出ています。

先がとがっているだけでなく内側も刃物のようになっています。


チップソーです。
先端に超鋼チップが付いています。

左右非対称のチップを互い違いに取り付けてアサリを出しています。
チップソーと笹刃の先端を触ってみても笹刃のほうが鋭く皮膚に突き刺さってきます。
確かに笹刃のほうが切れ味はいいと思います。
ただとがっていればいるほど磨耗も早いかと思います。
チップソーのチップも先端がとがっているものもあります。
最初の切れ味はいいかもしれませんが、磨耗も早いのではないかと思います。

目立ては丸やすりで行います。
青い矢印はこちら側から丸やすりを当て赤い矢印は裏側から丸やすりを当てます。
しばらく使用して目立てをするとアサリの部分がなくなってきます。
そのときはあさりだしの道具もあります。

草を刈るだけならばアサリは出さなくてもいいようですが、竹や木を切る場合はアサリを出さなければなりません。

山林用の優れたチップソーや笹刃はこのように木を切ることもできます。
今はチップソーがよく売れていますが、笹刃も目立てさえ良くすればチップソーに勝る切れ味を出します。
目立てが面倒ならばチップソーがいいでしょう。
高価なチップソーはチップの耐久性が高く切れ味がよく切れ味が持続するということと思っていいでしょう。
今日は眠くて支離滅裂な文章になりました。
乱文にお付き合いくださりありがとうございました。
情報ありがとうございます。
実際に使用している方からの情報はすごくためになります。
私自身も草刈りをたまにしますが、いかんせん少ない量なので・・・
ただほんとに良く切れる刃はサラサラと草が切れて気持ちがいいです。
これからも何かありましたら教えてください。
(助かります)
刈刃についてはまたこのブログで少し紹介してみたいです。
それでは