今回は刈払機のギアケースについて
ギアケースとは刈払機の先端にある刈刃を取り付けるところです。
以前はギアケースが壊れて修理したり交換したりしていましたが、このごろはそのような修理が少なくなってきました。
ギアケースが丈夫になったこともあるとおもいますが、当店ユーザーの方のメンテナンスも良くなってきたからかもしれません。
(メンテナンスをするよう指導してきました)
大したメンテナンスではありませんが、効果は高いと思います。
ギアケースにグリスを差すことです。
これだけでずいぶん長持ちするようになると思います。
刈払機のギアケースはグリスが少なくなることは滅多にありませんが、保管方法により少なくなることもあります。
また耐熱性の低いものを使用すると液状になり漏れて減ってくることもあります。
(当店ではゴールドグリスかウレアグリスという製品を使用しています)
▼グリースそのほかにもギアケースは刈刃を取り付ける際にも注意しないと壊れてしまうこともあります。
この件についてはまた別の機会に紹介したいと思います。

赤い矢印のところがグリスの注入穴です。
写真は六角のネジでふさぐようになっています。

ネジをはずしてグリスを注入します。

当店で販売しているグリスポンプです。
金属製で押すと先端からグリスが出てきます。

このようにセットし注入します。
▼グリスポンプについてギアケースは刈払機の部品の中でも高価なものになります。
メンテナンスをやれば長持ちすると思います。
高速回転する部品は消耗してくるものですが、消耗の進行を遅らせることはできます。
使用頻度にもよりますが、10年、20年近く持つものもあります。
(ホームセンターの激安品は除きます)
ギアケースのオイル注入口にグリスニップルをつける方がいますが、あまりお勧めしません。
ニップルが壊れてしまうことが多いからです。
最初からついているネジをそのまま使用したほうがいいと思います。
ネジが磨耗してくることもあるのでそのときはネジを交換するようにしてください。
それではまた。
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2008-07-10
メンテナンス
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