ずいぶん前に以前のブログで書いたと思うのですが、探したのですが見つけることができませんでした。
探し方が悪いのか、削除したのか。
もう一度簡単に書いてみたいと思います。
排気量35cc~40cc前後のチェンソーには、古くは25APがよく使われていたと思います。(もう10年以上前と思ってください)
しかし、25APはソーチェンが自体が小型なので脱線しやすいし強度が若干弱いと言われています。
オレゴンの91Sとかスチールのピコチェンなどもありました。
その当時のピコチェンは今のピコチェン(PMC3、PS3)と比較するとカッターが小さかったです。(アサリも小さい)
排気量40cc前後のチェンソーの中でもパワーのあるチェンソーもありました。
ハスクバーナ242XP、42などです。
そういうチェンソーは21BPソーチェンを使用していました。
ここからは私の推測ですが、21BPは少し大きすぎる、.325ピッチでもう少し小さいチェンがあればということで、ピクセルチェンができたのだと思っています。
ハスクバーナのアプローチは.325ピッチ1.5mmゲージの21BPから.325ピッチ1.3mmゲージでタイストラップ、カッターも薄くしたピクセルソーチェンを作り
スチールはピコチェン3/8ピッチ1.3㎜ゲージからカッターのアサリを大きくしたピコチェンを作ったのではないかと勝手に思っています。

カッター。

ピッチの違いはありますが、カッター部のサイズは同じくらいだと思います。

左からスチールPS3、PMC3、ハスクバーナピクセル、ハスクバーナH25(21BP)です。
矢印のタイストラップのところを比較してみてください。
右の21BPはピクセルやPMS3より大きいと思います。

カッター部も一回り大きいかと思います。

バンパー付ドライブリンク。


オレゴンの91VXとスチールのPMC3を比較してみました。
カッターの長さは同じくらいですが、幅はPMS3の方が大きくタイストラップ部も若干大きいような気がします。

.325ピッチソーチェンを並べてみました。
左からピクセル、H25(21BP)、21LPX、そしてスチールのRS.325(1.5mmゲージ)です。
.325ピッチで1.3mmゲージのソーチェンは数種類ありますが、ピクセルと同じコンセプトのものはピクセルしかありません。
角刃などがありませんし、スチールからは似たようなソーチェンは出ていません。(95VPXもピクセルと考えています)
かたや.325ピッチで1.5mmのソーチェンは角刃など数種類あります。
いろいろなソーチェンを試してみたいのであれば、.325ピッチ1.5mmゲージがいいかも知れません。
ただ、排気量40cc前後であればピクセルかPMC3、PS3あたりが面白いかと思います。
ピクセルの角刃がでれば面白いと思うのですが・・・
ソーチェンの在庫が増えるか~
でも面白そうです。
当店ではスチール.325ピッチソーチェン、4種類取り揃えています。
ハスクバーナや国産チェンソーでもスチールのソーチェンが取り付けできます。
一度試してみてはいかがでしょうか。(笑)
それではまた。
燃料タンク内を数回洗浄し燃料フィルター、キャブレターを分解洗浄しました。
ゴム製部品はまだ使えると判断しましたが、次回は交換した方がいいかもしれません。
それではまた。