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スチールMS250C-BEチェンブレーキ

先日、MS250C-BEチェンソーのハンドガードにヒビが入っているものがありました。

ハンドガードを交換することになります。

スチールMS250C-BEのチェンブレーキシステムはチェンソー本体側にすべてついています。
ハンドガードは2点で支えられていてねじれなどにも強くなっています。






ファンカバー側と

クラッチ側の2点でつながっています。
こちら側がチェンブレーキのシステムになります。


最初にこの部分のネジを外します。
トルクスネジになっているのでトルクスレンチが必要となります。
市販のL型レンチだとファンカバーに干渉したり、フロントハンドルに干渉したりして外すのが面倒になります。

できればスチール純正のトルクスレンチがあれば作業が楽になるかと思います。
▼スチールトルクスレンチ


写真の部品で取り付けています。


次は反対側を取り外していきます。
チェンガイドとネジを外します。


テンションスプリングは張力が掛かっているのでブレーキが掛かっている状態で作業します。
それでも張力が掛かっているので注意してください。


チェンブレーキシステムの内部の部品です。
修理する際はこれらすべての部品に破損、磨耗、劣化がないか十分点検するようにしてください。
交換が必要な部品は必ず交換するようにしましょう。

組み立ては分解と逆の手順で進めます。
MS200やMS192などのシステムより組み立ては若干大変になります。

組み立て後は必ず正常にブレーキが作動するか確認が必要となります。

チェンブレーキシステムは正常に作動しないと危険です。
この部分はゴミが入ったりして動きが悪くなることもありますしブレーキバンドの所にもゴミが入り込みブレーキが作動しにくくなることもあります。

点検清掃することをお勧めします。

部品交換や修理に自信がない方はご購入店に修理を依頼することをお勧めします。
(この部分は安全装置なので専門店に修理を依頼する方がいいと思います)


当店ご購入ユーザーの方はユーザー・サポート・ページよりお問い合わせください。


※追加
スチールのチェンブレーキシステムは壊れることは少ないです。
ただ、ブレーキシステムの内部が錆びたりして劣化することもあります。そのときは部品交換となりますので、注意してください。

ブレーキバンドはクラッチと接触することで磨耗し切れることもあります。その場合は速やかに交換してください。
ブレーキバンドはブレーキシステムをすべて分解しなくても交換できます。
ブレーキバンド取り外し取り付けができます。
(ブレーキ解除の状態で交換する)

ブレーキシステムはカバーをあけて清掃したりさび止めスプレーなどを使用して防錆してください。

潤滑スプレーはブレーキバンドにはかけないようにしてください。

それでは。


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