キャブレターの洗浄に使用するクリーナーを紹介したいと思います。
キャブレター内の真ちゅう製部品の錆び(緑青)や汚れを落とすクリーナーです。
フロート式キャブレターなどは真ちゅう製の部品をよく使用していて、燃料に入れっぱなし長期間保存でキャブ内に緑青が出てくることが良くありました。
ジェットニードルの所の穴を緑青と汚れがふさいでしまいエンジンに燃料が供給されなくなります。
キャブレターを分解して細い針等で穴を開けてやりきれいにするとエンジンはかかるようになりますが、一度緑青が出るとまたすぐに緑青がでて穴をふさいでしまいます。
きれいに緑青を落とすことで再発を遅らせることができるかと思います。
また、張り等で落とせない汚れ緑青もきれいに落としてくれます。
緑青以外の汚れも落としてくれますし、キャブレター内の細かい穴などの汚れにも効果があるかと思います。
(鉄さびが細かい穴に入るとキャブクリーナーでも落とすのは難しいと思います)

キャブレタークリーナーはいろいろな種類のものがあると思います。
当店では以前、上写真中の製品を使用していました。
ホームセンターなどではあまり売っていない製品で当店では日産自動車の販売店から購入していました。
ただ、日産の担当営業の方が退職してから手に入れることができなくなり、写真右の製品を使用するようになりました。
この商品はカーボンなどの煤汚れは良く落としてくれるのですが、緑青などの強い汚れには高価があまりありませんでした。
今は写真左の製品を使用しています。

この製品は無色透明で匂いもあまり強くなくていいのですが、効き目が弱いのが難点です。

無色透明においはあるが刺激臭ではありません。

この製品はムース状です。
アンモニアのような刺激臭があり、鼻や目に刺激がきます。

ムース状ですが、泡が消えれば無色透明です。
刺激臭があるのでメガネ風通しのよい場所で使用するようにします。
一番上の写真の中と左の製品が同じような刺激臭がしてムース状なので同じ成分だったと思います。
汚れ落としの効果も同じようです。


このような部品の汚れを強力に落とします。
ムース状なので流れ落ちにくくしばらく放置しておくことで効果が出てきます。
修理をあまりすることがなければ必要のない製品かもしれませんが、古い機械や中古機械の整備には活躍するかと思います。
また、この製品はバイクなどのキャブレターにも使用できます。(車もOK)
私もバイクにキャブレターに水が入り緑青がでてしまったことがあります。
そのときに活躍してくれました。
そのバイクも今は手放してしまいましたが・・・
あまり乗っていませんでしたが、なくなると無性に乗りたくなるものです。
キャブクリーナーやパーツクリーナーはなくても修理はできますが、あるととても便利です。
キャブレターの場合圧縮空気やガソリンで洗浄しただけではだめなときもあります。
そういうときにダメもとで使用してキャブレター再生させることもあります。

キャブレタークリーナーを購入するならムース状でアンモニア臭がある製品が強力だと思います。
▼キャブクリーナーさらに強力なキャブクリーナーを知っている方がいれば教えてください。
工具や溶剤系クリーナーでいい製品を使用したいのでよろしくお願いします。
またの機会に工具のことについて詳しい方にお聞きしたいと思います。
(電動インパクトドライバーについて)
それではまた。
貴重な情報ありがとうございます。
皆さんのご意見を聞くとムース(泡)系のクリーナーがやはりいいという評価のようです。
ネットで見てみましたが、1800円前後の製品が多いようでした。
ヤマハの2L原液はすごそうでした。
ただ量が多いので、購入するのは少々ためらうと思います。
強力に汚れを落とすのだろうと思います。
私は、工具についての知識が乏しいので、工具について教えていただきたいことがあります。
よろしくお願いします。