環境対策エンジンには、層状掃気エンジンや4ストロークエンジンなどがあります。
何度か紹介したのでご存知の方も多いと思います。
先日、業界紙に日工タナカも新しいエンジンを開発した旨掲載されていました。
ピュアファイアーエンジン。
どのようなエンジンか詳細は分かりませんでしたが2011年の排ガス規制もクリアしているそうです。
http://www.nikko-tanaka-eng.co.jp/corporate/kenkyu.html
サイトを見てもエンジンの仕組みなど詳細は公開されていませんでした。
スチール、ハスクバーナ、ゼノアのチェンソーエンジンは層状掃気で掃気ポートへの先導空気はピストンバルブ式です。
某メーカーの方から聞いたのですが、ピストンバルブ式の層状掃気エンジンはこの3社で主な特許を占めているらしく、3社間でクロスライセンス契約しているそうです。
そういうことだと他社はピストンバルブ方式層状掃気エンジンを作るにはライセンス料が発生するのでコスト的に厳しくなるでしょう。
私が知っている限りでは層状掃気エンジンはピストンバルブ方式のほかにリードバルブ方式があります。
リードバルブ方式は高速回転に不向きなようです。
この方式のエンジンはスチールルートカッターに採用されています。
ルートカッターはブレードの回転が法律で1万回点以下に規制されているのでエンジンを高回転で回す必要がないということです。
各メーカ少しずつ新型エンジンを開発してきています。
巷では2011年はアナログ放送終了ということですが、農機具業界では世界的な排気ガス規制の強化年です。
それではまた。
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2008-09-17
メンテナンス
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