先日、チェンブレーキが少しの振動ですぐにかかってしまうという修理がありました。
部品が壊れているかと思いましたが、中を見てみるとごみが原因でした。

チェンブレーキのカバーを取り外して中を見ると(赤い円)ごみがすごくたまっていました。
長年のごみがここまでたまったと思います。
ブレーキ解除してもごみが邪魔をしてきちんと解除の状態まで戻っていなかったのだと思います。
だから、少しの振動でもブレーキがかかってしまっていたのだと思います。
青い矢印部分にごみが多くたまるとブレーキが解除できなくなることもあります。
スプロケットカバーは頻繁に掃除するようにしたほうがいいと思います。
チェンブレーキシステムを分解して洗浄したほうがきれいになるとは思いますが、コンプレッサーの圧縮空気でごみを吹き飛ばすだけでもきれいになります。
今回も圧縮空気でごみを吹き飛ばすだけでチェンブレーキはきちんと作動するようになりました。
MS200のチェンブレーキを分解して掃除するのはあまりお勧めできません。
チェンブレーキをきちんと組み立てることができないとブレーキが作動しないからです。
そのときはご購入店などでメンテナンスを受けるようにしてください。
こまめに掃除するようにしていればチェンブレーキの中までごみが入っていくのはかなり防げると思います。
また、チェンブレーキの動きがおかしいと感じたり、チェンブレーキが作動しないときはチェンソーの使用を速やかに止めメンテナンスや修理するようにしてください。
たまにキックバックによる事故など起こっているようです。
チェンブレーキが作動すれば怪我の度合いも少なくなると思います。
それではまた。
※MS200チェンブレーキについて
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2008-11-20
修理
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