前回の続きです。
使い方や始動方法を知らず間違ったまま使用していて、その機械に対して悪感情を持ったり、またそのメーカーに対しても不信感を抱いてしまうということがあるのでしょう。
チェンソーメーカーが対面販売を強く求めている理由がかいま見えました。
たとえすばらしい商品でも使い方が分からなければ宝の持ち腐れですし、販売方法がまずければ不信感をもたれてしまいます。
今回はスチール製品でしたが、スチールは各チェンソーメーカーの中でも対面販売を強く求めている会社です。
数年前には量販店(ホームセンター)から、説明する人が少なく修理の対応が難しいなどの理由で撤退しました。(これ以外にも理由はあると思いますが)
ネットショップでの販売も快く思ってはいません。
ひとえに対面販売できちんと説明していないからだと思います。
ホームセンターから撤退するということもすごいことだと思います。
ホームセンターのチェンソー販売比率は半分以上になっています。
そこの市場から撤退するというのは信念があるのかそれとも無謀か・・・
信念があるのだと思います。(世界的にみてもホームセンターから撤退している)
対面販売にこだわる理由は「説明」することだと思います。
確かにチェンソーは危険な道具です。
間違った使い方をするととても危険だと思います。
また、危険を回避するためのシステム(チェンブレーキなど)の事を知らず壊れている、おかしいと思ってしまうこともあります。
チェンソーという道具は昔は林業のプロの方が使用する比率が高く、2台目3台目のチェンソーなら使用方法も熟知していて説明などもしなくてもいいくらいでした。
逆に危険な使用方法など私よりも詳しいくらいです。
実際いろいろと教えてもらったりもしました。
また仕事でチェンソーを使用する方はチェンソーの安全講習を受けているのでチェンソーのことについては少なからず詳しいと思います。
しかし、近頃は一般の方にもチェンソーが使われだしています。
初めての方も多く使用方法などよくわからない方も多いと思います。
説明を受けることができないとなると、情報源は取扱説明書のみになります。
(並行輸入品だと下手をすると英語の取り説)
取扱説明書にはいろいろと詳しくかかれていますが、初めての方にはわからないことや意味を履き違えることもあると思います。
そのようなことを考えると対面販売が安心できるかと思います。
当店ではユーザー・サポート・ページを用意して初めての方でも使用方法が分かるようにしているつもりです。
しかし、取扱説明書と同じようにみてもらえなければ、説明しないことと同じになってしまいます。
危険な道具であると伝え見てもらえるようにしなければならないと思います。
チェンソーに限らず機械製品を販売する際はキチンと説明をしなければ、ユーザーが機械を使いこなすことは難しくなるでしょうし壊すことも考えられます。
またヘタをするとメーカーのブランドイメージまで壊しかねなくなると思います。
チェンソーメーカーが対面販売にこだわる理由の一つかもしれません。
最後に少し愚痴を聞いてください。
昨日は休日で子供と出かけていたのを中断して修理に行きました。
(結局壊れていなかった)
他店で購入した機械を修理したからこのようなことになったのかもしれないと考えそのときは後悔しました。
それともう一つそのチェンソーを売ったお店に対してエンジン始動方法ぐらいキチンと教えておけと思いました。
しかし今回は勉強になりました。
機械はどのような使われ方をしているか分からないということです。
思い込みはいけないということでした。
それともう一つ、キチンと使用方法を伝え、それだけでなくその機械の注意点も伝えていかなければならないと思いました。
今回は支離滅裂な乱文になり読みにくかったかもしれませんが、¥お付き合いくださりありがとうございます。
それでは。
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2008-12-01
修理
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今の機械はなまじ性能がよくなってきたので、この機械はおかしいと思われるのかもしれません。
昔の機械はエアフィルターなどが汚れているとすぐにエンジンの調子が悪くなってきたものですが、今の機械はかなり汚れたりしてもそこそこ動いてしまったりするからです。
そしていよいよエンジンの調子が悪くなって原因がわからないということもあるようです。
調子が悪いと修理に出す機械で燃料フィルター、エアフィルターなどをきれいにし、燃料を交換するだけで元に戻るということもあります。
メンテナンスフリーと思ってしまうのかもしれません。
メンテナンスフリーに近づくことはいいことかもしれません。
しかしチェンソーなどは危険な道具なので使用方法、注意点など知っていなければならないことも多いと思います。
それではまた。