お久しぶりです。
先日、といっても1月中ですが、変わった故障がありました。
新ダイワのヘッジトリマーでエンジンがかからないというものでした。
しばらく使用していなかったというので、燃料に水が入ったか燃料自体が変質してしまったのだろうと考えていました。
お客さんによると燃料は新しいし混合したばっかりということで、ほかに原因がありそうでした。
数回スターターロープを引いて初爆が起こった後うんともすんとも言わなくなりました。
プラグをはずしてみると見事にかぶっていました。
キャブレターが壊れていると思いキャブレターを取り外すことにします。
するとエアフィルターが切れてなくなっていました。



ちぎれたエアフィルターがキャブレターをふさいでいました。
これだとチョークをしっぱなしと同じ状態です。
燃料が行き過ぎてかぶってしまいます。
今回このようにエアフィルターが破れてキャブレターをふさいでしまったことは初めてみました。
本来エアフィルターはごみを防ぐための部品ですが自らがごみとなりキャブレターをふさいでいたと言うことです。
このごみを取り除くとエンジンはすこぶる調子がよく他に問題はないようでした。
今回お客さんとも話しましたが、やはりこまめな点検が必要ということ、それとどこの部品が消耗部品で交換のタイミングを考えておくということでしす。
最低でも3箇所気をつけていれば、かなり故障から開放されると思います。
エアフィルター、燃料フィルター、プラグこれらをこまめに点検するだけでだいぶ故障は減ると思います。
それと最後にもうひとつ、たまにスポンジタイプのエアフィルターを市販のスポンジで自作する方がいますがやめたほうがいいと思います。
スポンジの材質によってはガソリンに弱く溶けてしまうものもあるからです。
エンジンに少なからずダメージを与えると思います。
エアフィルターはできるだけそれ専用のものを使用したほうがいいと思います。
形が同じであればメーカーが違っても問題はないと思います。
(どこのメーカーでもガソリンに強いスポンジを使用しているので)
あと数ヶ月すると草刈のシーズンになりますが、ひょっとして刈払機に去年の燃料を入れっぱなしではないでしょうか。
エンジンをかける前に必ず新しい燃料に入れ替えて使用するようにしてください。
また今入れっぱなしという人はすぐに燃料をタンクから抜いてください。
湿気を吸ったりして問題が出てきます。
それでは。
追伸、
新規店舗のオープン日を決定しました。
4月1日にオープンです。
エイプリルフールに開業。
お近くにお住まいの方はぜひお立ち寄りください。
いろいろな道具やアクセサリーなど、プロ用の品を取り揃える予定です。
お楽しみに。
エアフィルターは各メーカーいろいろなものがあり、そろえるのに大変です。
あまり在庫をしすぎるとエアフィルターの形が変更になったりして不良在庫になってしまうこともあります。
全メーカー同じ形にしてくれると助かるのですが・・・
それではまた