今回はフェリングレバーについて少し書いてみたいと思います。
当店で取扱のあるフェリングレバーはハスクバーナとスチールだけなので、これらの比較になります。
写真は1年以上前に撮ったものです。
修理などいろいろ写真を撮ったものがたくさんありますが、ブログに載せないままお蔵入りになったものがたくさんあります。
それはさておき。

上がスチールで、下がハスクバーナです。
私が思っているだけですが、どちらもOEM商品で両社とも他社から仕入れたフェリングレバーに名前を入れているだけだと思います。
ずいぶん前になりますが、スチールのフェリングレバーはハスクバーナのものと同じものでした。
それから今現在のものに変更になりました。
スチールが仕入ルートを変えたと思われます。





写真を見て分かるように構造的には同じものです。
間伐などクサビ代わりに使用するならば、まったく変わりはないと思います。
重量はハスクバーナのほうが200gほど軽いようです。
(写真のもので比較した場合)
木廻しに使用するときはスチールのほうが使いやすいということです。
私自身作業することがないので、良く分からないのですが、両方使っている方が言うにはフックの引っ掛かりがスチールのほうがいいそうです。
ハスクバーナのほうはなかなか引っかからずにイライラするそうです。
ハスクバーナのフックはヤスリなどで先端を鋭くしてやると引っ掛かりがよくなるそうです。


フックのRも微妙に違う。

フェリングレバーは見た目だけで判断すると木回しにしか使わないと思いますが、どちらかというと間伐のときのクサビ代わりに使用することのほうが多いそうです。
使い方が分かるとガイドバーをはさむことも少なくなるでしょうし、安全に早く作業ができるようになるかと思います。
使い方は、ハスクバーナの教則本や教則DVDなどで説明しています。
▼本、ビデオまた、フォレストデモなどでは他にもテクニックを紹介しています。
山で伐木作業をするならば、是非そろえていたい商品だと思います。
▼フェリングレバー話は変わりますが、フォレストデモはハスクバーナが主催する林業作業実技講習会です。
スチールも同じような講習会を各地で開催しています。
今度は、九州のほうでも開催する予定なので楽しみにしています。
当店のお客さんを引き連れて、参加したいと思っています。
それと、今年の林業機械展は10月の4、5日に長崎県島原市で開催されるそうです。
私は今回見に行けないかと思います。
ちょうど運動会シーズンなので見に行けない方が多いのではないでしょうか。
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