久しぶりにチェンソーのクランクケースを分解しました。
MS240、MS260はクランクケースからクランクシャフトを抜くのに力が要ります。
慣れるてコツが分かると意外と簡単にシャフトを抜くことができますがここまでの修理をすること自体あまりないかと思います。
私自身、1年ぶりくらいです。
クランクケースの分解組み立て、クランクケース部品代を考えると新品のチェンソーを購入する方がいいかもしれないからです。
金額的に迷うと思います。
クランクケースを分解するという修理は、ほとんどがクランクケースに外部から強い力が加わって変形や割れるというものです。
チェンソーを高いところから落としたり、重量物でチェンソーを踏んでしまうということが原因と考えられます。
クランクシャフトのベアリングやクランクシャフト事態に損傷があってクランクケースを分解する修理はあまりありません。
ピストンシリンダーやクランクケースまで悪くなっていたりすることが多いからです。
部品代金だけでかなりの金額になるからです。

私はクランクを見るといつも思うのですが、とてもきれいだと思います。
これが毎分1万回転以上していると考えると・・・
粗悪な燃料、オイルではいけないと思います。

クランクシャフトはベアリングになかなか入りません。

後オイルシールを取り付ければ、クランクケース自体の組み立ては終わりといっていいでしょう。
ここまでが大変なところです。
実際私はオイルシールを取り付けの際オイルシールを壊してしまいました。
クランクケース交換の修理はトータルすると5時間くらいかかったかもしれません。
分解しながら簡単に洗浄し、組み立てながらも洗浄していくからです。
(その合間にも電話や来客があったりするので・・・)
また、慎重になるのでその点でも時間がかかってしまいます。
手間のかかる修理です。
修理後試運転するときはなぜか緊張します。
ブンブンふかして吹けあがりもいいと達成感があります。
たまにこういう修理もいいかなと思います。
ただ自分のチェンソーがここまでの修理になったときは修理するかどうか迷うところです。
消耗部品まで交換する事を考えると新品のチェンソーと価格的に近くなるからです。
難しい選択です。
※今回のチェンソーは2007年と比較的新しかったので他の部分はあまり問題がありませんでした。
それではまた。
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2009-08-27
修理
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