先日、以下のような質問がありました。
ハスクとスチールの製造国に関してなのですが、日本国内に正規に輸入されている製品はどこで製造されているのでしょうか?
ハスクはスウェーデン本国だと聞き、スチールはアメリカや中国での製造だと聞かされました
それはよいのですが、結果として今のスチールは粗製乱造だと聞かされまして、疑問を感じているのですが…
正式な製造国はどこなのでしょうか?また以前に比べて品質が落ちたなどのことはあるのでしょうか?
チェンソーに関して言えば、スチールはドイツ本国とUSA(アメリカ)から入ってきているようです。
ハスクバーナもスウェーデンとUSAから入ってきていると思います。
スチールチェンソーは製造国がどこであっても設計はスチールです。
ハスクバーナチェンソーは他社製造のものもあります。
(アメリカポーラン社製など)
結果として今のスチールは粗製乱造だと聞かされまして、疑問を感じているのですが…
私の主観ですが、スチールチェンソーのつくりはいいと思っています。
部品一つを取ってみても作り耐久性など一番いいのではないかと思っています。
特にプラスティック部品の強度は高いと思います。
※ただ、チェンソーのキャップは良く割れていました。
今では改良されています。
スチール部品の強度が高いのは、金属成形工場、プラスティック成形工場を自社で持っているからだと思います。
ガイドバー、ソーチェンなども強いと思います。
ハスクバーナチェンソーもスチールについで部品などの強度は高いのではないでしょうか。
ただ両社とも国産メーカーの部品価格と比べると倍以上するのはざらです。
(品質が違うということもあるでしょうが)
また以前に比べて品質が落ちたなどのことはあるのでしょうか?
昨年のリーマンショックからの不景気で企業も利益を出すことが難しくなっていると思います。
日本の自動車産業もリストラや部品などのコスト削減、吸収合併、スリム化という手法を取っているようです。
チェンソー業界も同じような手法を取っているのではないでしょうか。
吸収合併がいろいろとありました。
いろいろなことがありましたが、部品の品質、製品の品質は落とさないようにしてもらいたいと思います。
このようなことで以前と品質が落ちたということは、私自身まだ感じたことはありません。
それよりも、2011年の排気ガス規制クリアのための改良で、キャブの不調や不具合を感じたりします。(欧米では段階的に規制が始まっています)
キャブレターの話が出たので、346XPについて少し書いて見ます。
346XPの初期型はワルブロのキャブレターが取り付けられていました。
それからしばらくしてキャブレター価格の安いザマのキャブを搭載するようになりました。
コスト削減が主な目的だったと思うのですが、346XPとのマッチングが良く調子が良くなったと聞きます。
(マッチングのよさかコスト削減が目的なのかは私には判断できません)
部品を安いものに変更したからといって、一概に品質低下と言うこともありません。
ハスクバーナもスチールも製造国で品質で差が出るようなことはしていないと思います。
(ただ、お国柄が出ることは否めませんが・・・)
最後にMS170はメイドインUSAですが、当店販売分は今のところ目立った不具合はありません。
このMS170は今までほぼ販売実績がありませんでした。(1、2台くらい)
オオマチキハンの頃はプロユーザーがほとんどだったので需要がありませんでした。
北九チェンソーになり、数十台販売し最初の頃はいつ壊れるかびくびくしていましたが、プロの方が使用しても大丈夫なようです。(もちろん大径木の伐倒で使用していません)
それでは
※追加、
リーマンショックから1年がたちました。
実際、商品の品質低下が分かるのはこれからかもしれません。
海外メーカーだけでなく国内メーカーの商品も良く見ていこうと思います。
※乱文にお付き合いくださりありがとうございます。
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2009-09-23
機械
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