今回はハスクバーナ339XPと346XPに3/8ピッチソーチェンを取り付けてみることを提案してみます。

以前にも書きましたが、ハスクバーナの335XPTには3/8ピッチソーチェンが一番切削スピードが速いということでした。
今まで当店ではピクセル仕様を勧めていました。
ピクセル仕様はリム式スプロケットなので、ランニングコスト、ソーチェンのはずれにくさなど優れているからです。
それと339XPは3/8ピッチ仕様のガイドバーは35cmからしか用意されていませんでしたし、しかもスパー式スプロケットのみでした。
ピクセル33cmガイドバーと比べてメリットが少ないかなと思っていました。
今回、ガイドバー30cm3/8ピッチがあったので、これは面白いと思い、またどうせならリム式スプロケットにしようと考えたわけです。

(上から3/8ピッチ35cmガイドバー、ピクセル33cmガイドバー、3/8ピッチ30cmガイドバーとなります)


ゲージはすべて1.3mmになります。
作りを見る限り、ガイドバー自体の強度も同じくらいだと思います。
(ローラーのカシメが1個なのでこの点は弱いかもしれません)
3/8ピッチならばスチールのピコデュロチェンも取り付け可能なので面白さが増えると思います。

リム式スプロケットなので、1/4ピッチカービング仕様に交換する際もリム、ガイドバー、ソーチェンを交換するだけでOKです。
ソーチェン自体の質量もピクセルチェンよりも3/8ピッチチェンは軽いのでチェンソーの負担も少なくなると思います。

一番上がピクセル、次がスチールPMC3、、一番下がハスクバーナのH35(3/8)となります。
スチールのMS200には30cmガイドバーも用意されています。
これで対抗できると思います。
しかもリム式なのでMS200よりソーチェンに対する負荷が少ないと思います。
ハスクバーナ339XPはピクセル33cmでも十分能力を発揮できると思いますが、30cm3/8ピッチならば更に切れ味が増すと思います。
▼339XP 3・8ピッチ30cm仕様346XPにも3/8ピッチリム式スプロケット仕様を用意しました。
30cmと35cmガイドバーです。
ソーチェンはスチールPMC3としました。

ガイドバーが短いと獰猛な346XPに見えると思います。
ソーチェンも軽く短いのでチェンソーパワーは木を切ることに多く費やされると思います。
無負荷でフルスロットルにすると回転が上がりすぎるでしょう。
この点は注意が必要です。
アントンセン氏のフォレストデモを見た方はご存知かと思いますが、枝払いに使用するとすごい能力を発揮することが想像できるかと思います。
ガイドバーの短いチェンソーは玉切だけのときは少しのテクニックしか必要としませんが、山での作業に使用するときは使いこなす知識とテクニックが必要になります。
取り回しはすごくよくなると思います。
体の負担も減ると思います。
3/8ピッチガイドバー30cmは将来当ネットショップにて販売する予定です。
乞うご期待ください。
※お知らせ。
339XP、346XP当店ユーザーの方はユーザー・サポート・ページをご覧ください。
346-45ccモデルなら大丈夫だと思います
また1リベットより4リベットの方が耐久性があると思います
1リベット8分の3ピッチですとどうしてもピッチが遠くなるのでチェーンが減ってくるとツッコミ切りが厳しくなってくるようです
1リベットには4分の一ピッチが合うような気がします
ハスクの純正バーは少し先太りですので、弾かれやすいので、346でしたらスギハラのバーをオススメします
335 338 339でしたら、ツムラのスーパースリム12インチバーをおすすめします
チェーン引きの穴を少々加工すれば、ハマります
チェーンはスチールのPS、角刃をオススメします、耐久性があります デップスが一つのものがいいでしょう
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