今回は中古部品について少し書いてみたいと思います。
北九チェンソーとして開業して1年と少しなので、中古部品はほとんどないといっていいのですが・・・
オオマチキハン時代はかなりいろいろと中古の品があり、部品を取り外して使用していました。
その頃の話です。(10年以上前の出来事です)
エンドユーザーのお客さんではなく、オオマチキハンから卸販売をしていた商事会社さんです。
修理も引き受けていました。
チェンソーの電気系が悪いということで調べてみるとイグニッションコイルが悪く交換が必要でした。
このチェンソーの中古があったのでそれからコイルを取り外し修理機に取り付けました。
そのときはエンジンも掛かり、すこぶる調子も良かったのでそのまま納品ししました。
部品代安く修理工賃合計も安くなるので、お客さんにとってメリットがあるからいいことをしたと思っていました。
ただ、そこの商事会社の人は少し心配そうでしたが・・・
それから2~3日して連絡がありチェンソー調子が悪い火花が出ないと言われました。
見てみると確かに火花が出ていませんでした。
至急新品の部品を取り寄せ再修理しました。
このときお客さんに言われたことを今でも肝に銘じています。
「このチェンソーは仕事で使用しているのでキチンと新品の部品を使用して修理して欲しい」ということでした。
幸いなことに予備のチェンソーを持っていたようなので、仕事が遅れることはなかったようでした。
私はそのとき修理はキチンとしなければならないと、修理代金を優先するより、新品の部品で仕事に支障が出ないようにしなければならないと考えさせられました。
特に電気系の部品は見た目で消耗度など分からないので注意しなければなりません。
スターターグリップやネジなどはまず壊れるということがないので、中古部品を使用してもあまり問題は起こらないと思いますが、主要部品の場合中古を使用するときは十分注意が必要だと思いました。
今では中古を使用してもいいか聞くようにしています。
断りを入れるようにしています。
中古部品は見た目で良し悪しが分かるものやあまり磨耗しない所の部品だけの使用が安全かもしれません。
それでは。
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2010-09-25
修理
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中古部品はほんとに気を使います。
それと互換性がありそうな部品を取り付けたりするときです。
部品供給終了していて、仕方なく取り付けるときはいいのですが・・・
近頃は正規部品を使うようにしています。