ハスクバーナ356BTxブロワ、前回の続きです。


パッと見はブロワには見えないと思います。
気になる点はスターターの位置です。
ロープが切れたら、交換するためにどこからアクセスすればよいのかイマイチ分かりませんでした。
面白いのはこれです。

青い矢印部分を見てください。
マフラーから伸びている管です。
先端はふさがれています。
排気が出て行く出口は別に細い管があります。
ではこれは何のための管なのか。
排気ポートからストレートの位置に取り付けられているようです。
このことからチャンバーだと考えられます。
パワーを出すためのチャンバーなのでしょうか。
それとも排気ガスをきれいにするためのチャンバーなのか。
たぶん、排気ガスをきれいにするためのチャンバーだと思いますが・・・
正しいかどうか分かりません。
排気脈動を利用して、シリンダーから出てきた未燃ガスをシリンダーに押し戻していると思います。
欧米で排気ガス規制が始まっていたので、いろいろな方法で排気ガスをきれいにしようとしていたのでしょう。
ただ、チャンバーはエンジン回転数で脈動のタイミングがずれるので、ブロワなどの一定の回転数で使用するエンジンにしかうまいこと使用できなかったのかもしれません。
こんなえらそうなことを書いていて、本当はチャンバーでもなんでもなかったりして・・・
そのときはお許しください。
しかし、ハスクバーナはいろいろとチャレンジすると思います。
このブロワはエンジンの配置も変わっています。
普通背負式ブロワは左から右へと流れていきます。(キャブレター、シリンダー、マフラー)
356BTxは下から上へと流れています。
商品のデザインを考えるとこのような配置になったのでしょうか。
それとも別に意味があるのでしょうか。
ハスクバーナはエルゴノミクスの先進国スウェーデンなので考えさせられます。
林業機械展はこのほかにもいろいろと面白いものが、各メーカーあったのですが、おいおい紹介したいと思います。
そういっているうちに来年の林機展になったりして。
それではまた。
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2010-10-20
ハスクバーナ
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音に関しては、正直に言いますと各個人で感じ方が違います。
静穏タイプかどうか知らされずに、使用してみると「この機械静かですね」となりますが、静穏タイプと知らせて使用させると「静穏タイプなのにうるさいね」となります。
確かに比較すると音は小さくなってていますが、劇的に小さくなっているわけではありません。
どれくらい音が静かになっていればいいか?
こればかりは各個人の感じ方なので、私には判断できないというところです。
デモ機を展示しているお近くの販売店で確認するしかないかもしれません。
お力になれず申し訳ありません。