ハスクバーナ346チェンソーに13インチのガイドバーを取り付ける相談がありました。
ハスクバーナが部品として供給していますし、北欧のほうでは357XPにも13インチピクセルガイドバーを装着して使用しているので大丈夫だと思います。
しかし、今回の問い合わせに対して私からは大丈夫とは断言できませんでした。
当店で購入した機械ではなく、近所の農機具店で購入したそうでそこのお店の方から取り付け使用することに不安があるといわれたようです。
そこで注意点等を当店へたずねてきたということだったのですが。
購入店の方が勧めていないガイドバーを取り付けて何らかの不具合が出たときに保証などの対応がうまくいかないこともあるので、私のほうからは絶対大丈夫だとは言えませんでした。
ではピクセル13インチを使用すると壊れるのかといわれると、今まで13インチを使用してそれが原因で焼きついたり壊れたということは聞いたことはありません。
13インチを使用する上での注意点を改めてメーカーに問い合わせてみましたが特別に注意する点はないそうです。
その他のガイドバーを使用する上での注意点と同じだと思います。
13インチのガイドバーを使うことでデメリットがあまり思い浮かびません。
大きい木を切るのに両サイドから切らなければならないということしか思い浮かびません。
実際に13インチを使用してデメリットを感じたり不具合があったという方がいたら教えていただけると助かります。
注意点として知らせていきたいと思います。
13インチのガイドバーはチェンソー本体に負担が少ないと思います。
ソーチェンを動かす力も少なくてすみます。(立ち上がりが良くなる)
過回転になるような気がしますが、無負荷でフルスロットルまわし続けることはないのでその点は問題ないと思います。
木を切っているときはフルスロットルでも過回転になることはまずありえないからです。
ソーチェンの立ち上がりや動きが俊敏になるのでソーチェンに負担が掛かっているかもしれませんが、13インチを使用しているということで、ソーチェンが破断しやすいということも聞いたことがありません。
安全にとても厳しいヨーロッパで使用されているピクセル13インチガイドバーなので耐久性の面でも問題はないと思います。
デメリットを今思いつきました。ピクセルは薄いのでガイドバーを曲げやすいということがあげられます。
ゲージ1.5mmの13インチガイドバーもあります。
それならピクセルよりも強いでしょう。
メーカーではどちらかというと短いガイドバーを使うことよりもチェンソーに対して長すぎるガイドバーの使用のほうを注意しています。
スチールなどはMS260 50ccで45cmのガイドバーまでしか推奨していません。
MS260に取り付けられる50cmのガイドバーもあるのですが、それをつけることはすすめていませんし、自己責任でお願いしますという感じです。
(50cmのガイドバーはMS280用として用意しているのでしょう)
ハスクバーナでも同じで長すぎるガイドバーの使用のほうを注意しています。
当店ではいろいろな長さのガイドバー、いろいろな種類のガイドバーソーチェンを提案しています。
346XPチェンソーに339XP用のガイドバーを取り付けられるようにもしています。
それはやめたほうがいいのかもしれませんね。
339XPのガイドバーが346XPのパワーに負けてしまうかもしれません。
(ピクセルが大丈夫なので大丈夫だとは思うのですが・・・)
メーカーの設定がないのでネットショップでの販売は自粛するようにします。
実店舗ではよく説明してから販売するのでしばらく継続しようと思います。
ハスクバーナチェンソーでもスチールのピコデュロを使えるようにしたいからです。
それではまた。
●ブログランキング
▼人気blogランキングへ←ブログランキングへ登録しましたのでよろしければクリックしてください。
(応援お願いします)
※ブログランキングではアウトドア、薪ストーブ、チェンソーアートなどのブログを数多く紹介しています。
@
2010-12-08
カッティングシステム
トラックバック : 0
- http://chainsawhonpo.blog.fc2.com/tb.php/824-7f774c76
トラックバック
実際に現場で使用している方の生の情報は、とてもためになります。
私ども販売店はメーカーからの情報がほとんどです。
実際に使用することがないので仕方のないことなのですが・・・
ですから、このような情報はとてもありがたく思っています。
13インチの1.5mmゲージガイドバーの販売もすすめたほうがいいかもしれないと思うようになりました。
それではこれからもよろしくお願いします。