去年の修理の話になります。(写真を撮ってから忘れていました)
そろそろ草刈のシーズンも近づいてきているので紹介します。
オオマチキハンのときは販売方法が外販だということもあり、ほとんどお得意様という感じでした。
ですからお客さんともコミュニケーションもありましたし、お客さんから不具合の情報をもらったり、こちらからは機械使用時の注意点など情報交換していました。
ですからお客さんの機械に対する知識は比較的高かったと思います。
(すべての方がそうだったわけではありませんが・・・[:楽しい:])
機械を無茶に使用する方は少なかったと思います。
ショップを立ち上げてからは一般の方も増えましたし、業者さんも口コミで新しいお客さんが増えました。
今まで見た事があまりなかった故障が多々あります。
エンジンが掛からないのでプラグを見てみると


このようにごみが電極にくっついていました。
そして、各部を点検してみると

なにか綿みたいなものをエアフィルター代わりにしていました。
エアフィルターをなくして緊急で綿を使用したのならまだわかりますが、この状態でしばらく使っていたそうです。
(エアフィルターしないまま使用する方も多いんです。業者さんでも)
これだとエンジン内にゴミは入りまくるだろうし、そのごみが電極にくっついたのでしょう。
オオマチキハンのときはこのようなことはなかったと思います。
(あったとしてもお客さん自身でプラグ交換など対処したと思います。)
このようにプラグの電極にごみが付いて修理に来た機械は実は数台ほどあります。
エアフィルターの汚れ、エアフィルターの破損がありました。
エアフィルターは凄く大事です。
私は新品の刈払機でも25cc以下クラスのエアフィルターは物足りないと思っています。
ナイロンカッターを使用したり、地面すれすれまで草刈しなければならない事が増えてきています。
砂埃が舞います。エアフィルターがしっかりしていないと機械はすぐに調子が悪くなると思います。
メーカーサイドでもしっかりしたエアフィルターをつければいいと思うのですが・・・
それで、機械が長持ちすれば他社よりも評判は上がるでしょうし、私たち販売店もエアフィルターがしっかりしているということをアピールすることが出来ます。
修理をする立場からすると、昔はエアフィルターには草などのごみが多かったですが、近頃ナイロンカッターを使用するようになって砂埃のゴミも多くなってきたと思います。
エアフィルターの内側も砂埃でいっぱいの時もあります。
砂埃は研磨剤と一緒なのでピストンシリンダーにすぐダメージを与えてしまいます。
エアフィルターはこまめに点検するようにしてください。
燃料と同じくらい大事なところです。
点検清掃をこまめにすれば機械は長持ちします。
それではまた。
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