草刈のシーズンが近づいてきました。
刈払機の調子はどうでしょうか。
まさか、燃料を去年から入れっぱなしではないでしょうね。
燃料の入れっぱなしは、まずエンジン掛からないと思ったほうが良いでしょう。
掛かればラッキーだと思ってください。
(ハスクバーナとスチールHPスーパーは意外とエンジン掛かるんだよなー)
さて、今回はハーネスの紹介です。
それと注意点などを少し書いてみたいと思います。
昨年草刈シーズン後半にハーネスを紹介しました。
▼こちら価格が安く意外と評判のいいハーネスです。

似たようなハーネスがいろいろありますが、平地でUハンドル(バイクハンドル)刈払機で使用する場合は、腰パッドがなければ辛くなります。

右側の黒いのが腰パッド。

厚みも十分あります。
山林でループハンドルや2グリップハンドル(一本棒)を使用するときはパッドなしがいいという方もいます。
刈払機自体を手で保持するのでパッドの必要性が少なくなります。
(逆に邪魔に感じるようです)
平地でバイクハンドルの場合はパッドがあるのとないのでは、全然違うと思います。
廉価版のハーネスの中では意外といいWAKOハーネスですが、欠点があるようです。
(当店お客さんからの情報です)

ハーネス背中側に金属のリングがあります。
青い矢印部分。
夏の暑い時期は背中にも汗をかくので、この鉄のリングが汗で錆びてしまいバンドが擦れて切れてしまうそうです。
金属のリングではなく強化樹脂製のリングだったら錆びなくて良かったかもしれません。
錆びないようにサビ止めスプレーなどを掛けておくといいかもしれません。
ダブルハーネス(両肩)はシングルハーネスに比べると楽になります。
作業はできるだけ楽にこなしたほうが、精神的にも肉体的にもいいと思います。
これ以外にもさらに優れたハーネスはたくさんあります。
大排気量刈払機や質量のある刈払機を長時間使用するならばもっといいハーネスを使用するといいと思います。
当店のお客さんはプロの方が多く使用する刈払機は25cc以上がほとんどです。
40ccクラスの刈払機も結構使われています。
このクラスになると質量も7kgほどになり、標準でダブルハーネスになります。
ただ、標準のダブルハーネスで作業するよりもグレードの高いハーネスを使用すると重量によるストレスを軽減してくれるようです。
シングルハーネス

ループハンドルや小型軽量刈払機用と考えたほうがいいでしょう。

意外といいハスクバーナのハーネス(ハスクの中で一番安い)です。
このハーネスはゼノアプロ用25cc以上のバイクハンドル刈払機に標準装備されています。

スチールフルハーネスです。
これもなかなかいいハーネスです。
36ccクラスの6.3kg刈払機の標準装備ハーネスです。

ハスクバーナのデュオバランスハーネスです。
これもなかなかいいハーネスです。



スチールのデラックスハーネスです。
スチールのハーネスの中で一番いいハーネスです。
当店では高価なハーネスの中でこれがよく出ていると思います。
価格と性能を考えるとこれがお勧めです。
このハーネスには背中の部分に工具入れが取り付けられます。

最後に最高級ハーネスを紹介します。
ハスクバーナのトリオバランスハーネスです。
ハーネスとしての性能はこのハーネスが一番です。
これ以上すごいハーネスは見たことがありません。
▼トリオバランスハーネス金に糸目はつけないとにかく楽に作業したいという方にぴったりです。
いいハーネスというのはホールド感が高いと思います。
安定して草刈機を保持してくれ、バランスよく両肩へ重量がかかると思います。
今までの写真を見て分かるかと思いますが、背中の部分が大きいと思います。
広い面積で重量を分散し安定させていると思います。
いいハーネスほど背中の部分が広くなっていると思います。
ハスクバーナのトリオバランスハーネスは腰の部分でもホールドしているのでさらに安定感は増していると思います。
さて、すでに気がついている方もいるかもしれません。
これらの高性能ハーネスには高級になればなるほど欠点があります。
夏は暑いということです。
夏以外の作業ならばいいでしょうが、汗をかく季節にホールド感は・・・なかなかきついかもしれません。
しかし、高性能ハーネスの味をしめるともう元へは戻れなくなる?
私もスチールデラックスハーネスを使用しています。
刈払機はFS100です。
5.8kgほどですが、それほど重量を感じません。
肩に食い込む感覚はありません。
近年はナイロンカッターを使用することも多くなったり、作業を出来るだけ早く終わらせるようにするために大排気量刈払機の使用が少しずつ増えてきています。
力のある刈払機は作業スピードが速くガンガン刈っていきます。
ただ、重たい。高性能ハーネスで負担を軽減し作業効率をアップするのも一つの手段だと思います。
※造園業者さんが仕事でナイロンカッターを使用するならば刈払機は30cc以上ないと厳しいかと思います。
▼ハーネスこちら
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