マッカラーチェンソーの修理がありました。
10年位前に購入しほとんど使用していなかったということです。

一時期ホームセンターなどで販売されていたチェンソーかなと思います。
ほとんど使用していなかったということで、燃料の入れっぱなしでキャブレターがダメになっているかなと思ったのですが、運よく燃料を使い切ってから保管したらしくキャブレター内部はそこまでダメージはありませんでした。
ただ、パージポンプや燃料ホースなどが劣化してボロボロでした。


燃料ホースの交換は意外と大変でした。
大変というより面倒といったほうが良いかもしれません。
10年もたつと使用していなくてもゴム製部品などは劣化して交換しなければなりません。
今回は燃料空っぽの状態で保管していたので、キャブレター内部が傷んでいなかったのが救いでした。
キャブレターは分解してクリーナーで洗浄しています。
これでキチンと動くようになりました。
各部点検洗浄工賃(部品代も含む)で9000円ほどになりました。
お客さんは、見積の段階で修理するかどうかで悩んでいましたが、9000円でチェンソーは買えないということで修理することにしたようです。
話は変わりますが、今日中国製のチェンソーの修理がきました。

以前ゼノアこがるによく似たチェンソーで中国製チェンソーにほんの少し詳しくなっていたので、一目見ただけで中国製とわかりました。
修理持ち込んだお客さん自身は中国製だとは思っていなかったようです。
知り合いの人から中古で購入したようです。
いくらで購入したのかわかりませんが・・・
今ネットで調べてみるとオークションでは10000円から15000円ほどで販売しているようです。
修理持ち込んだときに、すぐに取扱がないので修理は出来ない旨伝えました。
少し点検してみて悪いところはガイドバーとチェン、駆動系が悪いとわかりましたが、当店でオレゴンなどのガイドバーとソーチェンを取り寄せただけで15000円くらい掛かるかなと考えるとなおさら修理できませんでした。
実際、15000円出せば同じチェンソーが買えてしまうので修理せずに良かったと思いました。
中国製に興味があったのでいろいろ見ているとクラッチにリムが付いていませんでした。
それで、ソーチェンのドライブリンクが変形し、しかも空ぶかしを続けたのかガイドバーまで痛んだようです。
しかし、中国製のチェンソーは10000円前後でいろいろあります。
このような模造品でもある程度は木が切れるのでしょう。
ただ、このようなチェンソーを修理しようとは思わないでください。
中国製新品購入代金より修理代が高く付くことの方が多いと思います。
壊れたら終わり、新品購入する、がいいと思います。
私はこれが中国製だとわかっていましたが、すべての販売店がこれが中国製だとわからないと思います。
製造国も何も書いていません。
英語でチェンソーG5200と書いているだけです。
下手に修理に持っていって購入代金より修理代が高くなることもあるからです。(注意してください)
今思い出したことがあります。
ずいぶん昔、おじさんが壊れたロレックスを知人から貰ったという事で、時計屋に修理に出すことになりました。
私が時計屋に持っていくことになりました。
時計屋に持って行き待つこと数分、「これは当店では修理承りかねます。」
ロレックスを取り扱っているお店だったので凄く丁寧な断り方でした。
私がここで購入していないからですか。
知人から譲ってもらったものなので何とか修理してくださいと頼むと・・・
他のお客さんに聞こえないように「これはロレックスではありませんので当店では修理できません」とのことでした。
自分で顔が赤くなるのがわかりました。
逃げるようにお店を後にしました。
凄く頭に着ました。
偽物なら偽物といってから人に譲れと思いました。
偽物と見抜けなかった私も馬鹿でしたが・・・
今回の中国製チェンソーは、私の時計事件とは別物ですが、人に譲るときはいくらで買った品物でせめてどこ製か伝えるべきだと思います。
そうしないと譲られた方は、要らぬ出費がかさむこともあります。
後半はマッカラーの修理とは別の話になってしまいました。スミマセン。
それでは。
ヤフーオークションで私も見ました。
海外からの発送になっています。
ひょっとするとコピー商品ではなく本物かもしれません。
この件についてはまたブログに書いてみたいと思います。
それでは。