前回中国製チェンソーについて少し書きました。
村人さんから面白い情報をコメント欄に書いていただき、検索してみました。
スチールのMS380、MS381などチェンソーが販売されています。
コピー商品かもしれませんが、私は本物かもしれないと思っています。
中国にもスチール工場があります。
最先端技術搭載のプロ用チェンソーはドイツ本国で製造されているようですが、型落ちのプロ機などは人件費の安い国で作られているようです。
日本でも038というチェンソーが販売されていましたが、もう15年位前に販売終了になっています。
すでに部品供給も終了しています。
スチールMS380、MS381チェンソーはドイツ本国のサイトでも掲載されていません。
なおさらコピー商品と疑いたくなります。
ただ、型落ちした古いチェンソーも今でも製造しているそうなのです。
最新型はやはり高価で購入できない地域もまだあります。
(発展途上国など)
そのようなところを対象とした商品として型落ちの商品が製造されているわけです。
話を少しそらします。
ハスクバーナ242XPが販売されたとき、世界的に見るとあまり売れていなかったそうです。
性能は高くても高価だったので、ヨーロッパ、アメリカ、日本など一部の地域しか販売できなかったと聞いたことがあります。
そこで少し廉価版のハスクバーナ42チェンソーが発売されたということも聞きました。
話を戻します。
型落ちの商品はすでに、先進国で元は取っているでしょうし、利益も上げていると思います。
製品自体に開発費を上乗せしたりしなくてもいいと思います。
価格設定もかなり安く出来るので途上国ではまだまだ売れるはずです。
また、世界の工場中国で生産すればさらに安く提供できると思います。
そう考えると、本物かなと・・・、発送元が中国ならかなり信憑性が高いのではないか。
もし本物ならば、型落ちといってもスチール製(中国の)だとなかなかいいと思います。
型落ちは技術が枯れていますが、その分信頼性は高くなります。
なんか購入しても良いような気がしてきたかもしれません。
私はお勧めはしません。
逆に購入するのはやめておいたほうが良いと思います。
日本では部品の供給がないので、使い捨てになりかねないからです。
私自身部品の供給がないチェンソーの修理は引き受けていません。
部品がないことによって途中までしか修理できないこともあるからです。
それで、途中までの部品代修理代をいただければいいですが・・・直らなくても。
それと価格が安いので日本で修理すると新品よりも高い修理代金を請求されることもあるかもです。
ただ安いので、割り切って使い捨てでも良いかもしれませんね。
良いかもしれませんねと書きましたが、決してお勧めしているわけではありません。
本物か偽物かも私にはわかりません。
あくまでもひょっとしたら本物という感じです。
私の想像です。
購入されて、偽物だったなどのクレームはスミマセンがご勘弁ください。
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2011-05-17
その他
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スチールMS380チェンソーは今でも販売されているところはあります。
ネットでの並行輸入品は本物ではないかと考えていました。
ただ購入することはお勧めしません。
部品がないからです。
ハスクバーナ、スチールのサイトは本国やアメリカのサイトは見るのですが、途上国のサイトは見たことがありません。
本国のサイトは最新の情報が出ているので、見ています。
英語力がないので眺めているだけですが・・・
コピー商品についてはスチールは起訴も辞さないようです。
似たようなカラー、形でも抗議はするようです。
日本チェンソー協会に加入しているメーカーが危険な道具チェンソーを安全性を高めながら信頼性を高めてきた経緯があります。
安全性に疑問のあるコピー商品でチェンソーの信頼性を貶めることに危機感を抱いています。