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スチール2Mixエンジンのキャブレター続き

前回の続き

MS211はクランク室へ行く混合気の通路と掃気ポートへ行く空気の通路が完全に分かれていました。

キャブレターの仕組みとシャッターの制御が複雑になりサイズも大きくなります。

スチールBG86ブロワのキャブレターから通路が1つになりました。

見た目は層状掃気用のキャブレターには見えませんし、サイズ的にも通常エンジンのキャブレターと変わりなくみえます。

今回はMS261チェンソーのキャブレターをみてみます。


通路が1つだけです。

この通路だけで混合気と空気を分けています。

チョークシャッターとスロットルシャッターで上下に分かれています。
これを利用しています。
ただ、シャッターは円形なのできれいに上下に分かれていません。
そこで、通路を2分割にするためにバッフルを設けています。


赤線で囲ったところがバッフルです。
これがチョークシャッターとスロットルシャッターの間にもバッフルがあります。
バッフルを設けることで、通路を2分割しています。



上側が混合気の通路になります。
チョークシャッターは開いています。

奥がスロットルシャッターで閉じています。


スロットル全開です。
混合気と空気は分かれています。

フルスロットルのときは空気の流れはきちんと制御されていると思います。


ハーフスロットルのときです。

スロットルシャッターは半分開いています。
スロットルシャッターは斜めになっています。

シャッターも通路を2分割する遮蔽板(バッフル)の役割を担っています。
その遮蔽板が斜めになっているということは遮蔽されていないことになります。

掃気ポートへも混合気が流れ込んでいると思います。

ハーフスロットルで使用すると排気ガスはやはり多少未燃ガスが混ざることになるのでしょうか。

チェンソーの使用方法はスロットル全開が前提ですのであまり考えなくていいのかもしれません。

ハーフスロットルを使用するという使用方法はチェンソーアートやログ製作で使用することがあるくらいでしょうか。

BG86ブロワでもスロットル全開で使用することを前提としているような気がします。

BG85ブロワ(前モデル)はスロットルを無段階で固定できるようになっていました。
しかし、BG86ではスロットル全開の位置でしか固定できないようになっています。

前回でも書きましたが層状掃気エンジンはハーフスロットルの位置での制御が難しい。

スロットル全開で使用するチェンソーやブロワではあまり問題がないといえると思いますが。

刈払機はハーフスロットルで使用することも多いです。
ゼノアのBCZ3000はハーフスロットルのときの調子が悪いということも聞きません。

スチールのFS56刈払機もハーフスロットルで悪いとは聞きません。

掃気ポートへ流れ込む空気の量をしっかりコントロールしているのでしょうか。

掃気ポートへ流れ込む空気を制御しているのはシャッターだけではありません。

スチール、ハスクバーナゼノアはピストンバルブで制御しています。
ピストンバルブで正確にに制御できるのでハーフスロットルでもあまり問題が起こらないのでしょうか。

リードバルブタイプは調子が悪いという噂を聞きます。



欧米の排気ガス規制はアイドリング時、加速時、全開時、ハーフスロットル時とテストをすると思うのですが・・・。

ハーフスロットル時は排気ガスのテストはしないのでしょうか?

ご存知の方がいれば教えてください。



当店で取り扱っている層状掃気エンジンは、今のところこれといって問題はありません。

調子は普通のエンジンとなんら変わりがないと思います。

※ハスクバーナの層状掃気エンジン搭載のカジュアルチェンソーは販売したことがありません。
調子がいいのかどうか分かりません。

ゼノアはBCZ3000刈払機は調子がいいようです。

スチールの層状掃気エンジンはおおむね調子がいいと思います。

それではまた。


もっと突っ込んだことを書いてみたいのですが、独断と偏見、誹謗中傷になるかもしれないので我慢します。

スミマセン。

実店舗では聞かれればお答えしまするようにしています。


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    [C714] No title

    こんにちは、
    本来チェンソーはハーフスロットルはあまり使用しません。

    私自身もあまり気にしてハーフスロットルを使用したことがないので、ハスクバーナもスチールも同じような感じだと思っていました。

    私がハーフスロットルを使用するときは新品の機械を試運転するときです。
    チェンオイルの吐出を点検するときに、チェンオイルが最初に出て来るまでハーフスロットルで回しています。

    微妙な回転数を調節しているわけではなく回し過ぎないようにしているだけです。

    微妙な回転の調節がしやすいかどうかあまり考えていませんでした。

    ウォルブロ、ザマなどのキャブレターのスロットルシャッターを開いたり閉じたりするしやすさがあるかもしれません。
    (動きがスムーズかどうか)

    チェンソーメーカーよりも使用するキャブレターによって決まってくるかもしれません。


    カービングをやる方は微妙なスロットルワークが出来るチェンソーがいいのでしょうか。

    今までハーフスロットル気にしていませんでしたが、これから試運転時に少し気をつけてみます。
    • 2011-06-08 17:37
    • チェンソーヤ
    • URL
    • 編集

    [C713] No title

    ハーフスロットルの話がありましたが、昔のスチールの024系は、フルスロットルしかなくて、すごく微妙な操作が難しかったです。その点ハスクバーナやゼノア、新ダイワなどは使いやすかったように思います。

    現在のMS241は、ハーフスロットルが使いやすいのでしょうか?

    ちょっと興味があります。
    • 2011-06-07 17:55
    • ひでゆき
    • URL
    • 編集

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