今回はジズライザーという刈払機の刈刃押さえを紹介します。
オオマチキハンのころは外販がほとんどだったので、このような商品はあまり必要ありませんでしたが、お客さん来店型のショップにしてからは必要性をすごく感じるようになりました。
書かなくていいことかもしれません、反感を買うかもしれませんが、注意を促すというか知っていてほしいと思っているので書きます。
実店舗にはいろいろなメーカーの修理が来ます。
取り扱いのないメーカーの刈払機もたくさん修理に来ます。
ホームセンターで刈払機を購入された方は困っているようです。
(すべてのホームセンターがそうであるというわけではありません)
刈刃を押さえるホルダーやボルトを守るボルトガードは互換性がないと思ってもいいでしょう。
まれに互換性があるものもあります。
しかし、同一メーカーでも機種や年代によって互換性がないので、互換性がないと考えていたほうがいいと思います。
ホームセンターで販売されている刈払機は当店で取り扱っていない刈払機が多いです。
他店で購入した刈払機を当店へ持ってきてホルダー、ボルトガードをほしいといわれます。
取り扱いがない部品でも問屋、商社経由で取り寄せることはできますが、違う部品が送ってくることが多くあります。
私がそのメーカーの機械を知らないということも大きな理由ですが、パーツリストを見ても部品の形状はぜんぜん分からないので仕方がありません。
(不良在庫になります。送料も合わせるとかなりの赤字です。[:悲しい:])
私としては間違える可能性が高いので購入店で取り寄せてもらってくださいとお願いします。
しかし、お客さんが言うには購入した店でも分からないということなのです。
※取り扱いのあるメーカーでも機種や年代で違うので私もすべて理解しているわけではありません。
現物あわせで確認することもあります。[:冷や汗:]
だいぶ横道にそれてしまいました。
ホルダー、ボルトガードの問題を解決してくれるのがジズライザーです。
一部解決できない機種もありますが、ほとんどの刈払機に対応できると思います。

ジズライザーには2種類の形状があります。
大きいほうが更地で使用するタイプで滑らせて使用することを考慮しているようです。
黒いほうは山林など荒地で使用するタイプです。
しかし、どちらを使ってもかまわないと思います。
好きなほうを使えばいいと思います。


異なるサイズのワッシャーが付属していますので、使用している刈払機のボルトのサイズにあったワッシャーを使用してください。
このワッシャーはジズライザーの芯を出すためのものです。

刈払機本来の部品




ホルダーBをつける。

ボルトガードをつける。

ボルトを締めて完了。

ジズライザーはホルダーの役目もします。


刈刃を押さえる。ボルトの径にあったワッシャーを使用します。

ボルトを締めます。
ボルトガードとしての耐久性ですが、メーカー発表で5倍から7倍長持ちするとのことです。
使用したお客さんに聞いてみると5倍は長持ちするかどうか分からないけれど確かの長持ちはするとのことでした。
強化プラスティックを使用しているので、金属よりも耐磨耗性があるのでしょう。

使用方法はパッケージに詳しく書いてあります。
お持ちの刈払機のホルダー、ガードが分からないときはこの商品を試してみるのもいいと思います。
私もよくわからない刈払機の場合はこれを勧めています。
部品の不良在庫はこりごりなので・・・

ジズライザー黒のパッケージ裏側には代理店会議などでよく会う森林組合の方が載っています。
機械に詳しい方ですし、現場のことも熟知しています。
ジズライザーなかなかいいのではないでしょうか。
▼ジズライザーこちら
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