今まで2ストロークオイル(混合オイル)については当ブログでもいろいろ書いてきました。
重複することもありますが、オイルについて少し書いてみます。
オオマチキハンの頃(20年以上前)から、ハスクバーナ50:1オイルを勧めてきました。
当店のお客さん、特にプロの方(林業、造園業)はほとんど高品質の混合オイルを使用しています。(オオマチキハンの時代)
北九チェンソーとして店舗販売始めてから新しいお客さんが増えましたが、かなりの方がオイルに関して興味がないというか無頓着でした。
今でも低品質25:1オイル(価格が安い)を使用している方がいます。
粗悪なオイルを使用している機械の修理は驚きます。
カーボン、スラッジの堆積が凄いのがあります。
焼きついていたり、電気系が悪くなっていたり故障が起こりやすくなると思います。
そういうお客さんにも、今まで通りハスクバーナの50:1オイルを勧めてきましたが、使わない方も多くいます。
確かに混ぜる手間が掛かるかもしれません。
価格が若干高いかもしれません。
後々機械に不具合が出れば出費が増えると思うのですが・・・。
会社になると不特定多数の方が混合燃料を作ることになると調合ミスから焼き付を起こしたりするので、ガソリンスタンドで混合ガソリンを購入している方もいます。
すべてのガソリンスタンドが粗悪なオイルを使用しているとは言いません。
実際、ハスクバーナのオイルで混合ガソリンを作っているところもありますし、高品質のオイルを使用しているところもあると思います。
しかし、安いオイルを使用しているところもあると思います。
また、ホームセンターなどで25:1オイル1L400円以下のものもあります。
50:1オイルで1L400円前後のものもあります。
あまりよくないと思います。
50:1であればいいと思っている方も多いようですが、オイルの品質が問題になります。
オイルの品質の目安はISOとJASOが出している評価のクラスがあります。
JASOは日本独自の評価でFB、FC、FDというクラスがあります。
今現在はFDが一番良いオイルになります。
ただ、私は一つの目安としてみています。
FCクラスでもFDクラスのオイルよりいいものもあると思っています。
オイルの性能はいろいろな要素で判断されます。
潤滑性能、排気煙、排気閉塞性などいろいろとあると思います。
エンジンもバイクのエンジン、農機具のエンジン、水冷、空冷、排気量の差などいろいろあります。
農機具に合うオイル合わないオイルもあるかもしれません。
FDクラスのオイルでも水冷のバイクのエンジンには良いかもしれないけれどチェンソーに合わないとかあるかもしれません。
排気閉塞性を低減する添加剤としてポリブテンというものがありますが、熱がこもるとか弱点もあります。
添加剤のことを書くほどの専門家ではないのでこれくらいにしておきます。
また、新しい添加剤も出てきているかもしれませんし、各メーカーも企業秘密を公開しないと思うのでよく分かりません。
FDクラスになれば排気煙、排気閉塞性の能力は高くなるようです。
私も実感として排気煙が少ないと感じます。
ではオイルは何を基準で選べば良いのか。
私はチェンソーメーカーが出しているオイルが良いのではないかと思います。
ある程度いいオイルでないと自社のチェンソーがパワーがないとか故障しやすいという評価になるかもしれないからです。
チェンソーにあったオイルを作ると思います。
続く。(スミマセン後で続き書きます)
チェンソートップメーカーのオイルを紹介します。
▼こちら混合オイルが2ストロークオイルです。
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