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ピストンクラウンにカーボン

今回の修理は滅多にないものでした。

お客さんから使用状況を聞いたところエンジンが停止してそれから動かなくなった。ということでした。

焼付きかなと思いましたが、とりあえず電気系統を調べたり燃料を調べてみました。

火花は飛んでいるしコイルは生きていました。
ただ、プラグが古く汚れていました。

燃料も問題なさそうでした。

マフラーをはずしてピストンを見てもマフラー側に傷はありませんでした。

どこも悪そうに見えませんでしたが、エンジンは掛かりません。
かかる気配も感じさせません。

面倒ですが、シリンダーをとってみることにしました。





ピストンクラウンについたカーボンが剥がれ落ちていました。

ピストンとシリンダーも磨耗しています。

ここが原因でエンジンが掛からなかったかもしれません。
(ほかの部分も悪いかもしれません)

同じことを何度も書きますが、オイルはいいものを使ったほうがいいと思います。

当店がお勧めするオイルはスチールHPスーパー50:1オイル
こだわりのあるお客さんが使い続けているのでいいものだと思います。
(他社のいいといわれるオイルも以前使用しています。その中でHPスーパーを選んでいます)

一番販売しているのがハスクバーナ50:1オイルです。

近頃気になるのがゼノアの50:1オイルです。
ハスクバーナオイルを使用していた数名の方に販売しましたが、今のところクレームはありません。


いいオイルを使用していればカーボンは溜まりにくいのか?

使い方を間違えれば溜まります。
今紹介してオイルはすべて50:1オイルです。

これを25:1などにして混合するとカーボンは溜まりやすくなります。

また、機械のストップスイッチが故障してエンジンストップできないときにチョークレバーでエンジンストップさせることができます。

すぐにストップスイッチの交換などで修理をすればいいのですが、チョークでエンジンストップを繰り返していればかなりの量カーボンは溜まります。

良質の50:1オイルでもすごく溜まります。

十分注意してください。



話は変わりますが、刈払機の修理が少しずつ減ってきました。


チェンソーの修理が少しずつ多くなってきました。

修理機械の変化で季節の移ろいを感じてしまいます。

それではまた。


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