カービングのシステムとたいそうな題名をつけましたが、1/4ピッチのカッティングシステムが用意されていないチェンソーにチェンソーアートができるカッティングシステムを紹介します。
スチールのMS170やMS180は3/8ピッチのカッティングシステムしか用意されていません。(標準設定は3/8ピッチ、1.1mmまたは1.3mm)
1/4ピッチに変更するやり方は数通りあります。
以前はスチール純正品でカービングができるカッティングシステムをセットでネットショップにアップしていましたが、スチール商品はネットショップ販売を取りやめましたので今はアップしていません。
スチールMS170、MS180でしかも純正品でカービングにしたいという方はご面倒ですが、実店舗までご来店ください。
(メーカーに設定が無いので、電話やメールでのお問い合わせにはお答えできません。スミマセン)
スチール商品をネットショップから取り下げたので問い合わせが増えました。
今までは純正品で対応してきました。
また、「お近くのスチールショップに問い合わせてください」と答えていましたが・・・。
当店を利用したいという方も少ないですがいらっしゃいます。
(ありがたいことです。)
今回ネットショップにアップしたものは他社製になります。
純正品でなければ安心できないという方もいるかもしれませんが、チェンソーメーカーにOEMや部品として出しているので大丈夫です。
(スチールにもOEM、部品として使用されていたりします)

スプロケットはリム式です。(純正品はスパー式です)
リム式なので3/8リム、.325リムを使用することができます。
リム式なのでソーチェン取付には若干の注意が必要になります。
ランニングコストは安くなります。
磨耗した際はリムの交換ですむので安くなります。
(スパー式はスプロケットの交換になるので部品代は高くなります。)
ガイドバーです。

サムライ製のカービングバー、チェンソーアートの定番ガイドバーです。
サムライ製のガイドバーはMS170、MS192、MS200、MS201などには使用できます。
MS180などのクイックチェンテンショナーにはあまりお勧めしません。
無理をすれば使えないことは無いと思いますが、やめておいたほうがいいと思います。
サムライカービングバーはガイドバーをナットで押さえるタイプのチェンソー出使用したほうがいいです。(スチールチェンソーに関して)

どちらも25cmの長さのカービングバーですが、実際は長さが違います。
ご存知の方もいるかと思いますが、スチール製カービングバーにはMade in japanと刻印が打たれています。
カービングバーは日本製がいいのかもしれませんね~。[:楽しい:]


スチールのバーのほうが矢印の部分は細くなっています。
サムライ製はもっと細くこの部分はストレートになっています。
チェンソーアートの経験が無いので分かりませんが、ストレートになっていたほうがいいのでしょうか?


ガイドバーマウントの方は同じ形のようです。


先端はサムライ製が細いです。
▼カービングキットはこちらです。これからも少しずつですが紹介していきますので、乞うご期待。
残念なことにMS200にはリム式は無いのです。
020と呼ばれていたころからスチールにはリム式スプロケットが欲しいといっていたのですが・・・
プロ機にはリム式スプロケットが用意されているのは当たり前だと思うのですが・・・
ただ、MS200リム式にすると3/8ピッチだと7Tになります。
スパー式スプロケットの標準仕様は6Tなので1T増えることになります。
MS180、MS211だけでなくMS241でも使用することができます。
少し勉強していろいろ調べて新しい提案をしたいと思います。
それではまた。