ガイドバーについて少し書いてみます。
少し支離滅裂になるかもしれませんが、ごめんなさい。
このブログでも10月にカービングバーについて書きました。
カービングバーというとチェンソーアートで使用するガイドバーをイメージしてしまいますが、これからは少し表現をこのブログ内では統一しようと思います。
一枚板の金属を削りだし、先端をステライト加工を施しているガイドバーを形状に関係なくすべてステライトバーということにします。
そして先端のR(半径)が大きいものをハードノーズバー、先端Rが中くらいのものをカービングバー(またはハードノーズスリムバー)、先端Rが細いものをチェンソーアートバーということにします。
(間違えて使うことがあるかもしれませんがその点は勘弁してください)
(ショップでの表記は若干違う場合があります注意してください)


もう少し厳密に分けてみたいと思います。
上の写真はすべてステライトバーです。
?と?はチェンソーアートバーとします。
?はカービングバー(ハードノーズスリムバー)。
?はハードノーズバー。
並べてみれば大きさはすぐに分かりますが、単品で見れば大きさが分からないこともあるでしょう。
ハードノーズバーは大きいので誰でもすぐ分かると思いますが、チェンソーアートバーとカービングバーはどちらに分類してもいいのではないかと思うかもしれません。
実は、?と?は1/4ピッチのソーチェン(25AP)しか取り付けができません。
?は1/4、.325、3/8ピッチのソーチェンが取り付けできます。
.325ピッチ、3/8ピッチのソーチェンが取り付けられるかどうかで分類したいと思います。
この分類方法はあくまでもこのブログ内でのことです。
ほとんどの場合チェンソーアートバーとカービングバーは同じものとして使われています。

スギハラのチェンソーアートバーとスチールロゴ入り純正チェンソーアートバーです。
長さは違いますが、形状はよく似ています。

メイド・イン・ジャパンと刻印があります。
こちらはハードノーズバー

スチールのロゴはありませんが、スチールから取り寄せた商品です。

ツムラの刻印があります。
日本のステライト加工技術は高いのではないかと思います。
スチールは自社のロゴを非常に大事にしています。
メイド・イン・ジャパンのガイドバーにスチールのロゴを入れているということは品質も高いと思われます。

これもメイド・イン・ジャパンです。
このガイドバーはローラートップバー25cm、1.3mmゲージ、3/8ピッチです。
対応ソーチェンはPMC3-40になります。
実はこのガイドバーは販売終了になりました。
未使用のものは当店のこのガイドバーだけかもしれません。
(海外では流通しているかも)
メイド・イン・ジャパンと刻印があるので、ツムラ、スギハラの両社へ取り扱いがあるか問い合わせてみましたが、取り扱いはないそうです。
残念。
MS200Tなどトップハンドルユーザーが25cmガイドバーが欲しいと問い合わせがあります。
1.1mmゲージのPMMC3仕様の25cmガイドバーはあるのですが、1.3mmゲージ(050)PMC3仕様のガイドバーはありません。ハードノーズバーでも25cmのものは無いので1.1mmゲージのガイドバーを使用するほかありません。
トップハンドルで軽いほうがいいというならば、1.1mmゲージ(043)PMMC3仕様のガイドバーのほうがいいと思います。
それともうひとつ面白いガイドバーを紹介します。

これはスチール生粋の純正ガイドバー(ドイツ製)です。

面白いのは.325ピッチで1.5mmゲージ(058)です。
スチールの.325ピッチの標準は1.6mmゲージ(063)になります。
このガイドバーは珍しいと思います。
未使用のものはこれだけかもしれません。
(海外では流通しているかもしれません)
MS260などに使用できます。
スチールの.325ピッチのガイドバーは通常1.6mmゲージだけになります。
ガイドバーは厚くなるので丈夫になりますが、質量が増えてしまいますし、ソーチェンのアサリも大きくなります。
1.5mmゲージ、1.3mmゲージのガイドバーもラインナップにあれば選択の幅が増えて面白くなると思うのですが・・・
実はソーチェンの方はスチール純正で.325ピッチ、1.5mm、1.3mmゲージのソーチェンがラインナップされています。
日本国内でも販売されています。
海外では1.5mm、1.3mmのガイドバーもラインナップにあるのでしょうか?
オレゴン、ツムラ、スギハラ製でもないようです。残念。
当店はMS260をPMC3仕様で販売しています。
アサリが小さくなるし、ソーチェン価格も安くなるので勧めています。
ただ、ピッチが3/8になるのでそこが気に入らない方もいます。
話をステライトバーに戻します。

上の写真、上がツムラのカービングバーで下がスギハラのチェンソーアートバーです。
ツムラのカービングバーは1/4、.325、3/8ピッチのソーチェンが取付可能です。(1.3mmゲージのものに限ります)
これ1本のガイドバーで3種類のソーチェンが楽しめるということになります。
当然ですがスプロケット(クラッチドラム)もソーチェンのピッチにあわせなくてはなりません。
こうなってくると難しくなってきて、詳しくない方はどうすればいいか分からないかと思います。
理解できる方もいろいろそろえると高くつくと考えるでしょう。
そこで、できるだけ安く利用できるようにしました。(純正品に比べると安いと思います)
▼ガイドバーこちら上から7番目と8番目各種セット品も紹介します。
セット品のクラッチドラム(スプロケット)はスチールMS170、MS180、MS210、MS211、MS230、MS241、MS250に取り付け可能です。
MS241に取り付けられるということで面白いと思います。
▼セット品こちら▼ガイドバーのセールセット品こちらガイドバー単品でもセールを行っています。
期間限定数量限定になりますが、かなりお買い得かと思います。
(期間今月末くらいまで)
ツムラのガイドバーでハスクバーナ用17インチと18インチローラートップバー軽量タイプが各3150円ですし、スチール用ガイドバーも3150円から用意しています。
この機会に是非他社製ガイドバーをお試しください。
品質はご安心ください。
▼ガイドバー単品こちらカティングシステムについてはこれからもブログで紹介していきます。
面白い組み合わせも考えていますのでお楽しみに、ではまた。
コメントの投稿