スチールMS241の標準仕様はスパースプロケットしか用意されていません。
将来的にはリムスプロケットも用意されるかも知れませんが今のところ分かりません。
部品としてはリムスプロケットが用意されています。
部品が用意されているのに新品購入時にリム式を選択できないのか?
まあ、スチールは昔からそうでした・・・MS260も.325ピッチはスパースプロケット仕様しかラインナップがありませんでした。部品としてはリムスプロケットありましたが・・・
林業のプロの方(北九州近郊)はリム式スプロケットがいいと言います。
オレゴンもリム式のほうがソーチェンに負荷をかけにくいといいます。
リム式の弱点はソーチェンの取り付けが若干面倒。
(慣れてしまえば気にならないと思いますし、すぐになれると思います)
プロ機にはリムスプロケットでなければ・・・(MS261は標準でリム式です)
ひょっとしてリム式はオレゴンにライセンスがあるのかな?
MS241は3/8ピッチなのでスパースプロケットにしたのでしょうか?
3/8ピッチスパースプロケットは歯車が6、リムスプロケットにすると7になります。(ソーチェンスピード、トルクが変わります)
ベストマッチが歯車6なのでしょうか?分かりません。
今度メーカー技術の方に聞いておきます。
MS241が発売になってから半年ほどたちましたが、すでに何人かの方からリムスプロケットについての問い合わせがありました。(遠方の方です)
来店できる方には以前から純正部品を紹介していました。
今回は他社製(オレゴン)のリムスプロケットを紹介します。
ネットショップでもすでに販売しています。

左がスチール純正のスパースプロケット、右がオレゴンリムスプロケット

内側のつくりが若干違います。

クラッチと接触するところ。

リムだけの交換になるのでスプロケットに部分は作りがしっかりしているのだと思います。
しかし、仕上げの美しさはスチールのほうですね。きれいです。

クラッチののこの六角が切ったところがスプロケットの内側矢印部分が接触します。
あたる面積はオレゴンのほうが広いです。
ただ、あまり問題はないかと思います。
アイドリング時に少接触するくらいだと思います。
(スチールの近頃の部品はきれいだと思います)
MS241にリムスプロケットを取り付けたところです。

ソーチェンは3/8ピッチ55コマ(ガイドバー40cm)
ぎりぎり取り付けは出来ます。

ソーチェンを55コマから56コマにしてみました。
こちらの方が取り付けしやすいかと思います。

リム、ガイドバーを.325ピッチにしてピクセルチェンを取り付けてみました。
リム式はランニングコストも低く抑えられるのでいいと思います。
どちらのメーカーのリムスプロケットも実用上の差はあまり無いかと思います。(独断ですが)
気になるのであればスチール純正をお勧めします。
安心感はあると思います。部品も仕上げがきれいですし。
オレゴンの部品が粗悪品だというわけではありません。
価格はオレゴンの方が1000円以上安いですし、交換部品のリムにしてもオレゴンのほうが1000円ほど安いです。
リムに関してはまた次回紹介します。
MS241スパースプロケットからリムスプロケットに交換する場合は、安心感の純正部品かランニングコストのオレゴン製かどちらかから選択できます。
(ネットショップではオレゴン製のみの取扱になります)
▼今回紹介したオレゴンリムスプロケットこちら他のチェンソー用も掲載していますのでお間違えの無いよう注意してください。
大型チェンソー用の3/8ピッチリムは内径が大きくなります。
中小型チェンソーのスプロケットには取り付けられません。
また、大型チェンソー用のリムと中小型チェンソー用のリムの溝はほとんど差がありません。
MS260チェンソーのピコ仕様はスパースプロケットではなくリムスプロケットになります。
私も最初リムの溝幅が気になったので、スチール、オレゴンなどのそれを計測しましたが、ほとんど差がありませんでした。
(このブログにも以前書いたと思います)
リムを91、ピコで使用しても問題ないと思います。